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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第25章 第二部【身代わりの王妃】 想いのゆくえ
 あいつらというのが先刻の放蕩息子たちだとは判るものの、何やら物騒な科白に春花は怯えて身を退いた。
 と、彼は春花の反応を面白い見せ物のように見て、大笑いした。
「冗談だよ、冗談。んなわけないだろう。そんなことするくらいなら、あいつらより先にあんた相手に愉しませて貰ってたさ」
 人を食った物言いをする男だが、不思議と憎めないのは、やはり良い人間だからだろうか。身体中の緊張を解き、春花は気になっていたことを口にした。
「あなたは異様人なの?」
 光王はプッと吹き出した。
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