この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第4章 第一話【桜草】 蜜月と裏切り 
「承知しました」
 贈り主から名前を知らせないようにと頼まれているというのなら、無理に訊き出すことはできない。崔尚宮の立場もある。
「小姫」
 突如として幼い頃の愛称を呼ばれ、明姫は眼を瞠った。崔尚宮が自分を〝小姫〟と呼ぶのは何かよほど大切な用事があるときか、伯母と姪として話したいときに限られているからだ。
「そなたに申しておきたいことがある」
「はい、何でしょう。伯母上さま」
 崔尚宮が伯母として話すというのなら、明姫もまた姪として耳を傾けようと思ったのだ。
/1905ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ