この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第10章 第二話 【桔梗の涙】 切ない口づけ(キス) 
「黄内官、話なら後で聞く。今は王命を皆に伝える方が先だ」
「はい」
 黄内官は頷き、口をつぐんだ。が、彼の顔には先刻より更に烈しい愕きが現れた。どうやら、そのハッとした表情から、ユンの意図を見抜いたらしい。
 むろん、黄内官の顔からは愕きの表情はすぐに消えた。いつもの沈着な面で微動だにせず立っている。その傍らでは都承旨が流麗な手蹟で王命を巻紙に記していた。
「それでは、先刻、殿下が下された旨をここにしたためました。これを王命として朝廷の臣下一同に伝えます」
/1905ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ