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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第2章 第一話 【桜草】 戸惑いと、ときめきと
「マルとの約束も守ってやれるかどうか、正直なところ判らない」
「それは、どういうこと?」
 これもやはり立ち入りすぎた質問だと思ったけれど、訊かずにはいられない。それは好奇心というよりは、むしろ、この男のことが気になって仕方ないからだ。
「仕事が忙しくなって、色々としなければならないことが増えすぎた。もう、この隠れ家にもあまり来られないかもしれない」
 男が疲れたように重い息を吐き、こめかみを手のひらで押さえた。初めて見せる憔悴した横顔に、明姫は思わず言っていた。
「少し横になったら、どうかしら。半刻も眠れば、少しは疲れも取れるでしょう」
 男が口を開きかけ、逡巡するような顔を見せた。
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