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你 好 吗 ?
第1章 一起唱歌吧!
昼食を終え1階に降りると、既に休憩時間が終わっているので食堂には数人しかいなかった。

その後おじさん達は、各部署の責任者と共に現場を見学して回った。

各部署では作業内容によって衛星管理が徹底しており、従業員は作業着を着て帽子とマスクそれに手袋を着用していた。

従業員の顔は判らないが、身長と目付きで女の子だと判る。

各部署を一通り見学した後、社屋の会議室に戻ってから明日の本生産の時間を確認した。

打ち合わせが終わると、総経理が張さんに何か伝えている。

「総経理が、今晩の宴会の時間は7時からで良いですか?と言ってますが…」

おじさんは商社員と顔を見合せて

「はい、宜しくお願いします。」

張さんが総経理に伝えると頷き、立ち上がってお辞儀をすると会議室を出ていった。

張さんが

「それでは宴会の時間まで、ホテルで休憩なさって下さい。」


おじさん達は送迎車でホテルに向かった。


送迎車は街の中心部へと戻り、しばらくすると道路に面した3階建てのホテルに着いた。

まだ夕方前なのに、赤と青と黄色のネオンで龍雲大酒店と記されている。

荷物を下ろし、おじさん達はホテルの中に入る。

ホテルのロビーは全体的に暗く、内装やソファー、備品などかなり歴史を感じる。

おじさんは商社員に

「結構古いホテルですね。」

商社員は

「この街では唯一の正式な3つ星ホテルなんです。済みませんが…」

おじさんは手を振って

「いえいえ、大丈夫です。ただ何か昔にタイムスリップした感じですね。」

商社員は苦笑いする。

張さんがおじさん達のパスポートを預かり、フロントでチェックインの手続きをしてくれた。

突然商社員が

「東条さんはお酒は強いですか?」

「いえ、全く飲めません。」

「そうですか…それでは宴会では全く飲まないで下さい。」

「??」

「中国式宴会は白酒を永遠に乾杯して飲み合います。」

「慣れないと、直ぐに泥酔して意識を失ったり、急性アルコール中毒に陥ることもあります。」

「東条さんは彼らに取ってお客様ですので、飲めないことは理解してもらえますから絶対に飲まないで下さい。」

「東条さんの分まで私達が引き受けますから…」

商社員達の顔つきに少し悲壮感が漂う。

おじさんは少し戦慄を覚えた…



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