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你 好 吗 ?
第1章 一起唱歌吧!
チェックインを終えた張さんからパスポートとルームキーを受け取り

「宴会はこのホテルの2階で行いますので、7時になりましたらお出で下さい。」

張さんはにこやかに話すと送迎車で会社に戻った。

おじさん達はエレベーターで3階に上がり、各自の部屋に入った。

部屋に入るとまず広さに驚いた。

12畳位のリビングと同じく12畳位の寝室、しかもベッドはキングサイズよりまだ大きい。

その横のドアを開けるとトイレとバスタブのある浴室が同じ部屋にあるのが気になるが…

少しカビ臭がするものの正しく田舎の高級ホテルかもしれない。

おじさんは荷物をソファーに置き、ベッドに横になった。

疲れた…



ベッドの横のテーブルにある電話が鳴っている。

電話を取ると

「東条さん、そろそろ行きますか?」

時計を見ると6時40分になっていた。

「わかりました。」

おじさんはカッターシャツにスラックスだけの服装で部屋を出た。

商社員達と2階のレストランに入ると、張さんが待っていた。

「少しお休みになれましたか?」

「はい、くつろげました。」

張さんがおじさん達をレストランの奥に案内して、ドアのある部屋へと進んだ。

部屋は少人数の宴会ができる円卓が備わり、既に総経理と幹部達6名が着席していた。

おじさんは主賓なので総経理の左隣に案内され、その横に通訳の張さんが座る。

商社員達も幹部達の間に着席すると、総経理が手を挙げて

「小姐!」

壁際に待機していたウエイトレスに合図すると、ウエイトレスが各自のグラスに白酒を注ぎだした。

商社員が張さんに

「張さん、東条さんはお酒が全く飲めません。」

すると張さんは総経理に伝える。

総経理は張さんに呟く

「せめて乾杯だけでも飲めませんか?」

おじさんは商社員を見つめると、商社員は首を横に振る。

「済みません、アルコールのアレルギーがあるので…」

張さんが総経理に伝える。

総経理は面倒くさそうにしてウエイトレスに

「好了、好了! 小姐! 别的喝的东西有吗? わかった! 他の飲み物がある?」

ウエイトレスが

「有、雪碧好不好? スプライトなら…」

「好!それでいい!」

ウエイトレスが奥の部屋からスプライトを持ってきて、おじさんのグラスに注ぐ。

中国にもスプライトが有るとは…








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