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遠い日の約束。
第4章 本当の気持ち
「三宅さんはどうですか?私たちとつきあってくださいよ~」
「あ~…俺パスっ!!」
それだけ言って、逃げるようにフロアーを出ていった。
「もうっ!!また逃げられた」
篠原さんは頬を膨らませながら出ていった春馬を見ていた。
世の中の男はその顔を見て可愛いと思うのだろうが、春馬と俊樹さんは興味がないようだった。
「立花さん。三人で行きましょう?もっとお近づきになりたいんですよね」
逃げられた春馬のことは忘れて、俊樹さんの両腕をふたりで引きながら甘え始めた。
もう呆れ顔と言うか渋い顔。
迷惑そうな顔を表に出してもふたりは知らない顔で押していく。
「たまにはつきあってやったらどうだ?」
三人のやりとりを静観していた部長が助け舟どころか煽ってしまう。
「部長さんも、ああ言ってくれてるんですから一緒に行きましょう。ねっ?」
部長の援護射撃で調子に乗ったふたりは自慢の豊満な胸を俊樹さんにスリスリしながら追い詰めていく。
「それなら…」
初めて肯定的な反応を示すと、キランと女性ふたりの瞳が光ったのが見えた。
「それなら…部長も行くってことでしょうか?」
「えっ…俺か?」
いきなりフラれた部長は、まさか自分にお鉢が回ってくるとは思っていなかったらしく驚いていた。
「あ~…俺パスっ!!」
それだけ言って、逃げるようにフロアーを出ていった。
「もうっ!!また逃げられた」
篠原さんは頬を膨らませながら出ていった春馬を見ていた。
世の中の男はその顔を見て可愛いと思うのだろうが、春馬と俊樹さんは興味がないようだった。
「立花さん。三人で行きましょう?もっとお近づきになりたいんですよね」
逃げられた春馬のことは忘れて、俊樹さんの両腕をふたりで引きながら甘え始めた。
もう呆れ顔と言うか渋い顔。
迷惑そうな顔を表に出してもふたりは知らない顔で押していく。
「たまにはつきあってやったらどうだ?」
三人のやりとりを静観していた部長が助け舟どころか煽ってしまう。
「部長さんも、ああ言ってくれてるんですから一緒に行きましょう。ねっ?」
部長の援護射撃で調子に乗ったふたりは自慢の豊満な胸を俊樹さんにスリスリしながら追い詰めていく。
「それなら…」
初めて肯定的な反応を示すと、キランと女性ふたりの瞳が光ったのが見えた。
「それなら…部長も行くってことでしょうか?」
「えっ…俺か?」
いきなりフラれた部長は、まさか自分にお鉢が回ってくるとは思っていなかったらしく驚いていた。