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遠い日の約束。
第4章 本当の気持ち
「それがね―――」
私も行くことになったのと言おうとしたとき部長が声をあげた。
「草野、切りのいい所でPC落とせよ。立花も」
デスクの上を片付け終わった部長がこちらに来る。
何も知らない春馬は怪訝そうな顔で私に説明を求める。
「えっと…私も一緒に飲みに行くことになってね…三宅さんも…来る?」
お願いだから来て!と言う目で訴えかけると苦笑いをする。
だけど春馬はきっと来てくれる。
そう思ってると部長が春馬の肩をがっちりとホールドする。
「お前も来るよな?三宅」
有無をも言わさぬ鋭い目で春馬を睨みつける。
普段は温和な部長も、さすがは元バリバリの営業マンだけあってここぞという時の目力は半端なかった。
項垂れるように、観念したのか肩を落として頷いた。
「三宅も一緒に飲みに行きたいそうだ。よかったな。篠原」
俊樹さんの横を陣取っている篠原さんに伝えると目を輝かせ喜んでいた。
切りのいい所で仕事を終え、5人で部屋を後にして、早坂さんがいるロビーに向かった。
ロビーで早坂さんと合流して、電車で3駅先にある店に行った。
私も行くことになったのと言おうとしたとき部長が声をあげた。
「草野、切りのいい所でPC落とせよ。立花も」
デスクの上を片付け終わった部長がこちらに来る。
何も知らない春馬は怪訝そうな顔で私に説明を求める。
「えっと…私も一緒に飲みに行くことになってね…三宅さんも…来る?」
お願いだから来て!と言う目で訴えかけると苦笑いをする。
だけど春馬はきっと来てくれる。
そう思ってると部長が春馬の肩をがっちりとホールドする。
「お前も来るよな?三宅」
有無をも言わさぬ鋭い目で春馬を睨みつける。
普段は温和な部長も、さすがは元バリバリの営業マンだけあってここぞという時の目力は半端なかった。
項垂れるように、観念したのか肩を落として頷いた。
「三宅も一緒に飲みに行きたいそうだ。よかったな。篠原」
俊樹さんの横を陣取っている篠原さんに伝えると目を輝かせ喜んでいた。
切りのいい所で仕事を終え、5人で部屋を後にして、早坂さんがいるロビーに向かった。
ロビーで早坂さんと合流して、電車で3駅先にある店に行った。