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遠い日の約束。
第4章 本当の気持ち
「眉間に皺よってるぞ」
横から部長の声が聞こえて、ハッとする。
「そうですか…?気のせいですよ」
と笑ってごまかしても、鋭い部長の目をごまかせたとは思っていない。
シュンとしてると、部長の目が緩んでいつもの優しい表情に戻り、私の頭をワシャワシャとする。
「悪かったな。巻き込んで」
「私は大丈夫ですよ…部長がいてくださるので安心です。」
余り楽しくなさそうにしている私への気遣いが今は嬉しかった。
「そう言ってもらえたら助かる…それにしても女ってすごいな…あれだけのパワーを仕事にむけてくれりゃぁいいのにな」
3時の猛攻撃を思い出したのか呆れたような口ぶりで笑った。
「あれは、特別だと思います…」
「ああ…草野とは一緒にしてないから心配するな。とりあえず、お前も飲め」
ワシャワシャが今度はポンポンに変わり、空いているお猪口を手渡され日本酒をトクトクと注いで飲めと言う。
困っていても、お構いなしで手で飲めと煽ってきた。
一杯だけ飲めば許してくれるかと思い一杯だけ飲んでみた。
思ったより甘めで、お酒が苦手な私でも飲めそうだった。
「どうだ?これだったらお前も飲めるだろう」
「はい…甘くておいしいですね。」
と言いながら、2杯3杯と注がれて注ぎ返してと私にしては急ピッチで飲んでいく。
酔っていくと、目の前の4人なんてどうでもよくなり部長とふたりで楽しくなってきた。
身体が完全に部長の方に向いて、スキンシップをしながら笑い楽しい時間だけが過ぎていた。
横から部長の声が聞こえて、ハッとする。
「そうですか…?気のせいですよ」
と笑ってごまかしても、鋭い部長の目をごまかせたとは思っていない。
シュンとしてると、部長の目が緩んでいつもの優しい表情に戻り、私の頭をワシャワシャとする。
「悪かったな。巻き込んで」
「私は大丈夫ですよ…部長がいてくださるので安心です。」
余り楽しくなさそうにしている私への気遣いが今は嬉しかった。
「そう言ってもらえたら助かる…それにしても女ってすごいな…あれだけのパワーを仕事にむけてくれりゃぁいいのにな」
3時の猛攻撃を思い出したのか呆れたような口ぶりで笑った。
「あれは、特別だと思います…」
「ああ…草野とは一緒にしてないから心配するな。とりあえず、お前も飲め」
ワシャワシャが今度はポンポンに変わり、空いているお猪口を手渡され日本酒をトクトクと注いで飲めと言う。
困っていても、お構いなしで手で飲めと煽ってきた。
一杯だけ飲めば許してくれるかと思い一杯だけ飲んでみた。
思ったより甘めで、お酒が苦手な私でも飲めそうだった。
「どうだ?これだったらお前も飲めるだろう」
「はい…甘くておいしいですね。」
と言いながら、2杯3杯と注がれて注ぎ返してと私にしては急ピッチで飲んでいく。
酔っていくと、目の前の4人なんてどうでもよくなり部長とふたりで楽しくなってきた。
身体が完全に部長の方に向いて、スキンシップをしながら笑い楽しい時間だけが過ぎていた。