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遠い日の約束。
第4章 本当の気持ち
「あらっ。草野さんと部長って仲が良いんですね?部長、奥さんいるんでしょう?不倫ですか?」
仲よさそうにしていた私と部長に篠原さんが意地悪そうに話してくる。
顔を篠原さんの方に向けると、春馬と俊樹さんの目が怖い。
鋭い目つきで睨んでいた。
「俺があと20歳も若けりゃアタックするんだが…草野に会う前に奥さんに出会ってしまったからな」
篠原さんの攻撃もサラッと流す部長を頼もしくも思えた。
酒豪で有名な部長は、きっと酔っていない。
きっと私を和ませるために気を使ってくれているのだと感じた。
「今でもお若いですよ。若い子が部長にあこがれてるのご存知ないんですか?」
「そうか?若い子は近づいてこないぞ?」
「女性だけになると部長の話になるんですよ。モテモテですよ」
部長まで取られた私は居場所がなくなり逃げるようにお手洗いに行った。
調子に乗りすぎて日本酒を飲みすぎたせいか足元がふらつき頭がぼーっとする。
と言っても気分が悪くなる程ではない。
身体がフワフワして今にも飛べそうな、そんな感じだった。
仲よさそうにしていた私と部長に篠原さんが意地悪そうに話してくる。
顔を篠原さんの方に向けると、春馬と俊樹さんの目が怖い。
鋭い目つきで睨んでいた。
「俺があと20歳も若けりゃアタックするんだが…草野に会う前に奥さんに出会ってしまったからな」
篠原さんの攻撃もサラッと流す部長を頼もしくも思えた。
酒豪で有名な部長は、きっと酔っていない。
きっと私を和ませるために気を使ってくれているのだと感じた。
「今でもお若いですよ。若い子が部長にあこがれてるのご存知ないんですか?」
「そうか?若い子は近づいてこないぞ?」
「女性だけになると部長の話になるんですよ。モテモテですよ」
部長まで取られた私は居場所がなくなり逃げるようにお手洗いに行った。
調子に乗りすぎて日本酒を飲みすぎたせいか足元がふらつき頭がぼーっとする。
と言っても気分が悪くなる程ではない。
身体がフワフワして今にも飛べそうな、そんな感じだった。