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遠い日の約束。
第4章 本当の気持ち
室内はシーンと静まり返り一言も話さない。
外の風景を見ているのか、窓の外ばかりを見て私を見てはくれなかった。
どうして怒っているのか検討もつかない。
私も俊樹さんと話すのは諦めて外の風景を見ることにした。
何の変哲もない、面白くもない風景はいつの間にか慣れ親しんだ場所へと戻っていく。
部屋に戻った俊樹さんは冷蔵庫からビールを取り出して、ドカッとソファーに座って飲みだす。
私は小さく溜息をついてベッドルームに移動して着替えることにした。
着替えをしていると鋭い視線を感じて扉のほうに目を向けた。
ドアに背をつけて腕組をしている俊樹さんが無言で私を見つめていた。
ブラウスのボタンを外していた手を止めてパジャマで前を隠す。
「あの…着替えたいんですけど…」
少し笑いながら言うと、冷たい目線を向けて歩いてくる。
そして頭の後ろに手を回して無言でキスをする。
いつものように優しいキス……ではない。
いきなり舌を入れられ激しく口内を犯される。
荒々しく、いつもの俊樹さんからは想像もつかないほど激しかった。
そのままベッドに押したおされ、なおもキスは続く。
余りの激しさに息が苦しくなり、俊樹さんの胸を叩くがその手を頭の上に持っていかれ、スルスルと空いている片手でネクタイを外し私の手をベッドに固定した。
「…俊樹…さん?」
不安になって声を掛けてみる。
外の風景を見ているのか、窓の外ばかりを見て私を見てはくれなかった。
どうして怒っているのか検討もつかない。
私も俊樹さんと話すのは諦めて外の風景を見ることにした。
何の変哲もない、面白くもない風景はいつの間にか慣れ親しんだ場所へと戻っていく。
部屋に戻った俊樹さんは冷蔵庫からビールを取り出して、ドカッとソファーに座って飲みだす。
私は小さく溜息をついてベッドルームに移動して着替えることにした。
着替えをしていると鋭い視線を感じて扉のほうに目を向けた。
ドアに背をつけて腕組をしている俊樹さんが無言で私を見つめていた。
ブラウスのボタンを外していた手を止めてパジャマで前を隠す。
「あの…着替えたいんですけど…」
少し笑いながら言うと、冷たい目線を向けて歩いてくる。
そして頭の後ろに手を回して無言でキスをする。
いつものように優しいキス……ではない。
いきなり舌を入れられ激しく口内を犯される。
荒々しく、いつもの俊樹さんからは想像もつかないほど激しかった。
そのままベッドに押したおされ、なおもキスは続く。
余りの激しさに息が苦しくなり、俊樹さんの胸を叩くがその手を頭の上に持っていかれ、スルスルと空いている片手でネクタイを外し私の手をベッドに固定した。
「…俊樹…さん?」
不安になって声を掛けてみる。