この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
遠い日の約束。
第1章 運命の出会い
「ごめん…」
震えている私に気がついて春馬が謝ってくる。
大丈夫と告げようと顔を上げると、申し訳なさそうに顔を歪めていた。
「春馬のせいじゃないよ。この店は来たかった場所だから…連れてきてありがとう」
感謝の気持ちを込めて、春馬にキスをする。
先ほどの余韻が簡単に沸き起こってくる。
いつ店の人があがってくるか分らないのに、たまらず舌を絡ませる激しいキスを始めた。
波の音と、卑猥な音が混ざり合い、私の耳元に響く。
きっと、波の音を聞けば、春馬との激しいキスを思い出すだろう。
記憶を上塗りするように激しいキスを繰り返した。
――トントントントン
下から人が上がってくる靴音がする。
慌てて春馬から離れて椅子に座った。
春馬は何もなかったかのようにテーブルに肘を乗せて海を眺めていた。
――トントン
ドアがノックされ人が入ってくる。
「下がごたついちゃっててごめんなさいね」
身長の高い綺麗な女性が入ってきた。
春馬の顔を確認すると、ニコッと笑って近づいてくる。
「こっちこそ、無理言って申し訳ない。」
席を立ち、軽く会釈する春馬につられて私も頭を下げた。
彼女も私に気がついて軽く会釈をしてくれた。
「一時間ぐらいでしたよね。それぐらいで終わるようにコース料理運びますね」
彼女はそれだけを告げると下に戻って行った。
震えている私に気がついて春馬が謝ってくる。
大丈夫と告げようと顔を上げると、申し訳なさそうに顔を歪めていた。
「春馬のせいじゃないよ。この店は来たかった場所だから…連れてきてありがとう」
感謝の気持ちを込めて、春馬にキスをする。
先ほどの余韻が簡単に沸き起こってくる。
いつ店の人があがってくるか分らないのに、たまらず舌を絡ませる激しいキスを始めた。
波の音と、卑猥な音が混ざり合い、私の耳元に響く。
きっと、波の音を聞けば、春馬との激しいキスを思い出すだろう。
記憶を上塗りするように激しいキスを繰り返した。
――トントントントン
下から人が上がってくる靴音がする。
慌てて春馬から離れて椅子に座った。
春馬は何もなかったかのようにテーブルに肘を乗せて海を眺めていた。
――トントン
ドアがノックされ人が入ってくる。
「下がごたついちゃっててごめんなさいね」
身長の高い綺麗な女性が入ってきた。
春馬の顔を確認すると、ニコッと笑って近づいてくる。
「こっちこそ、無理言って申し訳ない。」
席を立ち、軽く会釈する春馬につられて私も頭を下げた。
彼女も私に気がついて軽く会釈をしてくれた。
「一時間ぐらいでしたよね。それぐらいで終わるようにコース料理運びますね」
彼女はそれだけを告げると下に戻って行った。