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遠い日の約束。
第6章 伝えたい想い
「もうすぐ、着くよ」
と一声かければ、スッと目を覚ましてすっきりした表情だった。
手を繋いで電車を降りて新幹線ホームに移動し、その途中で駅弁とビールと酎ハイを購入した。
駅弁なんて滅多に食べないのでテンションが上がっていく。
ホームで30分程待てば、次に乗る新幹線が到着した。
2列シートの一番後ろの席に座って一息付く間もなく新幹線は走り出す。
帰る方向と違うので見る風景も違っていた。
駅弁を広げて、ビールと酎ハイで軽く乾杯して、ふたり並んで駅弁を食べていると旅行感が増してきてわくわくしてくる。
伝えたいこと聞きたいことを飲み込んで、たわいもない関係のない話をして時間が過ぎていった。
目的地に到着したらそこからはまたローカル線で30分揺られる。
実家のローカル線より、どんどん田舎へと進んでいく。
もう、田んぼと森しかないそんな場所だった。
初めて利用する無人駅に少なからず感動して駅を出た。
何もない…お店ひとつない広々とした駅前だった。
と一声かければ、スッと目を覚ましてすっきりした表情だった。
手を繋いで電車を降りて新幹線ホームに移動し、その途中で駅弁とビールと酎ハイを購入した。
駅弁なんて滅多に食べないのでテンションが上がっていく。
ホームで30分程待てば、次に乗る新幹線が到着した。
2列シートの一番後ろの席に座って一息付く間もなく新幹線は走り出す。
帰る方向と違うので見る風景も違っていた。
駅弁を広げて、ビールと酎ハイで軽く乾杯して、ふたり並んで駅弁を食べていると旅行感が増してきてわくわくしてくる。
伝えたいこと聞きたいことを飲み込んで、たわいもない関係のない話をして時間が過ぎていった。
目的地に到着したらそこからはまたローカル線で30分揺られる。
実家のローカル線より、どんどん田舎へと進んでいく。
もう、田んぼと森しかないそんな場所だった。
初めて利用する無人駅に少なからず感動して駅を出た。
何もない…お店ひとつない広々とした駅前だった。