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遠い日の約束。
第7章 囚われた過去
「夢…でてきたの俊樹じゃないの…だけど誰か分からない…その人に私に言うの。『探してくれてありがとう…見つけてくれてありがとう。約束を果たしてくれてありがとうって』」

それを言った瞬間、俊樹の顔が優しくなる。
愛おしそうに私を見つめて私の頭を自分の胸にひきつける。

「そう…きっとそれは私だね。今日のこの日だから見せる夢…出会うべくして出会った私たちに見せる一晩の夢…。華?空みあげてごらん?」

俊樹に言われて顔を上げた。

「わぁ…」

そこには満点の星が広がっていた。
何一つ遮るもののない夜空には、キラキラと光り輝く星が無数にちりばめられていた。
それを、身体を俊樹に預けて眺める。
我儘で贅沢なひととき…
この旅館に着いて仲居さんに言われた一言。
それは本当だった。
こんな贅沢な時間を、愛する人と見られてこれ以上の贅沢はない。
あの湖でみた夜空とそう変わりはしない

「ねぇ…葉月…」
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