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遠い日の約束。
第10章 記憶の破片
「そうなんだ…だけど大丈夫よ。三宅さんとはそんな間柄じゃないから…うちの部って仲が良いのよね…部長はお父さんみたいだし…三宅さんや大和さんや立花さんはお兄さんみたいだし…高宮くんは弟かな?」

その言葉に漸く笑ってくれてホッとした。
私の家は家族全員が仲良しで、それが当たり前だと思っていた。
だけど、世の中にはそうでない家族がいる。
分かっていたことだけど忘れていた。

「じゃあ…今…つきあってる人とか…いるんですか?」

「えっ…えっと…いない…かな?」

ついつい、いないと言ってしまう。
さっき、みんなにバレてもいいよねと話したばかりだったけど、少し照れくさかった。
高宮くんは、ふ~んと興味なさそうに返事をしてスマホを弄り始めた。
私もあまり話を蒸し返したくなくて青い空を見つめ時間をつぶした。。
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