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遠い日の約束。
第11章 情と愛

─…

──…

───…

風に揺られてゆらゆらと揺れる。
気持ちが良い…
そんな事を思いながら、重たい瞼を開いた。
いつの間にか私は俊樹の腕の中で、ベッドに運ばれていた。
気づいてしまったから、すぐさま俊樹の首にしがみつく。

「起こしちゃった?」

そう言いながら、私をベッドの上に下ろして薄手の毛布をかけてくれる。

「ごめん…寝ちゃったみたい…」

「いいよ。明日の朝、シャワー浴びたら良いから寝ていいよ」

優しく私の髪を撫でる。

「うん…ありがとう…。でもご飯は?まだだったら用意するよ」

起き上がろうとする身体を押さえて首を横に振る。

「適当に食べるから寝てて。また直ぐにくるから。ねっ」

髪の毛にチュッとキスをして私の傍から離れようとする。

「いやっ」

咄嗟に、俊樹の袖を握り行かないで縋った。
そして両手を広げると、にっこりと笑って抱き起こして抱きしめてくれる。

「甘えっこだね…そんな華も嫌いじゃない…」

耳元で囁かれ身体は熱を帯びていく。
それが伝わったのか、俊樹の手が洋服の上から胸を触ってきた。
だけど服の上からでは刺激が弱すぎて、身体は満足できないでいた。

「もっと…」

と言えば、ボタンを外されてブラのホックを外されて直接触られる。
下から持ち上げ胸全体を揉んでいく。
揉まれながら乳首をコリコリと転がされ快感が身体全体を走り抜ける。
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