この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
遠い日の約束。
第11章 情と愛
「残業のお礼に一杯おごってもらった。その時に、俺が具合が悪くなって華は心配で俺を送ってきた。俺を下ろしてそのまま帰ろうとしたけど、俺の調子が戻らなくて抱きかかえながらこの部屋に来たけど、心配で帰れなかった。俺はそんなお前の気持ちをありがたいと思いながら、一応男だから?立花に電話して迎えにきてもらうことにした。」

「春馬…」

「言い訳考えてたろう?いいか?これが今日の流れ。華は何も悪くない。調子が悪い俺を心配してくれただけ。……自分の幸せ逃がすなよ。誰が一番大切か迷うな」

いつの間にか私が心配されていた。
それが春馬。
私が好きになった春馬だ。
私たちは話もせずに俊樹が来るのを待った。
どんな顔をして会えば良いのか分からずドキドキしていても、俊樹の顔を見るとほっとした。
俊樹は私を見るなり痛いほど抱きしめて、何度も「無事でよかったと」と繰り返した。
それをソファーの上から春馬が見て微笑んでいたことを私は知らなかった。
/723ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ