この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
遠い日の約束。
第14章 想いの深さ
取締役部長は篠原と名乗った。
そして篠原さんは叔父さんと呼んだ。
ふたりは血縁関係だと理解すると嫌な予感しかしない。

「ふたりは同じ会社なんだってね。いつも美江が立花君の事ばかり話していてね。どんな男性かと気になって同席させてもらったんだ。でも。うん。美江が言うように良い男じゃないか。これだったら兄貴も文句は言うまい」

ひとり納得して上機嫌で日本酒を飲み始めた。
兄貴ということは篠原さんのお父さん。
そしてこの会社の社長…
まさか、彼女がご令嬢とは思わなかった。
しかし、困った。
彼女が私を気にいってくれてるのは知っている。
だけど私には華という大事な彼女がいるし、たいして篠原さんに興味はない。
どちらかというと苦手で、関わりたくもないタイプ
しかし、ここでは無下にもできない。
どうにかしてやり過ごすしかないと、当たり障りのない会話で交わしていく。
そして2時間も過ぎれば、ほろよい気分になり2件目に行くことになった。
帰りたいが、帰るわけには行かない。
硬苦しい場所もなんだということで少しカジュアルなバーに連れてこられた。
奥まった席に通されて、酔わない程度にお酒をのむ。
/723ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ