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遠い日の約束。
第19章 後始末
「私は、美江の叔父です…どういうことか説明していただけませんか?」
この中で唯一冷静だったのは叔父と名乗った男だった。
叔父と言うことは、昨日、立花と一緒にいた部長ということになる。
「そうですね。自分の口で話せと言っても、今の彼女では話にならない。だから篠原社長に来ていただいた」
俺は立ち上がり、空いているソファーに腰を下ろして、篠原が何をしたのかを全てを話すことにした。
話している最中、篠原は泣いてばかりで、篠原社長と部長は黙って俺の話を聞いていた。
話し終えると、篠原社長は一言口を開いた。
「美江…今の話は本当か?間違いがあれば口にして否定しろ」
篠原社長は以外にも冷静だった。
もっと取り乱すか、作り話だとごまかすと思ったがそうではなかった。
篠原社長の言葉に、篠原は泣きながら首を横に振るだけだった。
それは俺の話が真実ということを認めたことになる。
「それは、認めると言うことだな?全ては自分がやったと」
もう一度、念を押す様に聞く。
「…はい…」
篠原はか細い声で、自分の非をすべて認めた。
この中で唯一冷静だったのは叔父と名乗った男だった。
叔父と言うことは、昨日、立花と一緒にいた部長ということになる。
「そうですね。自分の口で話せと言っても、今の彼女では話にならない。だから篠原社長に来ていただいた」
俺は立ち上がり、空いているソファーに腰を下ろして、篠原が何をしたのかを全てを話すことにした。
話している最中、篠原は泣いてばかりで、篠原社長と部長は黙って俺の話を聞いていた。
話し終えると、篠原社長は一言口を開いた。
「美江…今の話は本当か?間違いがあれば口にして否定しろ」
篠原社長は以外にも冷静だった。
もっと取り乱すか、作り話だとごまかすと思ったがそうではなかった。
篠原社長の言葉に、篠原は泣きながら首を横に振るだけだった。
それは俺の話が真実ということを認めたことになる。
「それは、認めると言うことだな?全ては自分がやったと」
もう一度、念を押す様に聞く。
「…はい…」
篠原はか細い声で、自分の非をすべて認めた。