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遠い日の約束。
第20章 愛の証
「絹子。何度も言うよ。私には絹子しかいないんだよ。絹子が戻ってきてくれたとき、どんなにうれしかったか…二度と手放さないと決めたんだよ。絹子が自分の事を穢れてると思うならそれでもいい。けどね。私はそんな絹子が好きだと、愛しているということを忘れないでほしい。絹子の過去ごと受けとめているということを忘れないで欲しい」

大粒の涙を流す絹子を抱きしめて、家族3人寄り添って時を過ごす。
どのくらいそうしていたのか、私の携帯がなった。
見てみると高科さんからだった。

「もしもし、華ちゃん意識を戻しましたか?」

『ああ。先ほど意識を取り戻したよ。まだ混乱していてるが、大丈夫だろう…それより絹子さんの方はどうだ?大丈夫だったか?』

ただ絹子の様子を見てきますとだけ言って出てきたのに、高科さんは全てを理解しているような口ぶりだった。

「ええ…今は落ち着いています。今日は絹子のついててやりたいので」

『そうだな。そのほうがいいだろう。草野もまだ混乱していてな。立花以外寄せ付けないんだ。両親さえ寄せ付けない。』
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