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夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第3章 秘密の花園
まさか廊下に押し倒されるとは思わなかった暁は激しく狼狽し、抗う。

…もっと若い時には、月城にいつも寝室以外で激しく求められた。
…玄関や、居間、客間、バスルーム…深夜の中庭で荒々しく犯されることもあった…。
その都度、暁は抗いながらも…我を忘れて乱れた。
…乱れる貴方は例えようもなく美しい…と、月城に熱く囁かれ、更に激しく身体を奪われた。

だが最近はお互いに落ち着き、穏やかに寝室で愛の営みを行うことが多くなっていた。

「…い…や…こんな…だれか…きたら…」
今にも玄関のドアが開かれそうな恐怖に戦慄く。
月城は愛しげに…しかし少し底意地の悪い美しい笑みを浮かべた。
「…だれか来たら…見せてさしあげましょう…貴方の美しくも淫らなここを…」
「…あ…っ…!」
月城がしなやかな動きで、暁をうつ伏せにする。
そして、長く美しい指が暁の白く滑らかな肉付きの薄い双丘を有無を言わさずに押し開く。
「…んっ…いや…っ…」
…こんな…灯りが燈る廊下の床の上で…一番恥ずかしいところを見られるなんて…!
暁の身体は羞恥と…被虐的な悦楽の気配に身体を震わせた。

…暁の双丘の窄まりは、相変わらず初々しい鴇色をしていた。
月城はその愛おしい花環にそっと触れ、ゆっくりとその中心に大胆に指を突き入れた。
「…んんっ…‼︎…や…め…て…」
身悶える暁に、月城はつと形の良い眉を上げてみせる。
「…暁様…。…ここが…随分と柔らかく解けていらっしゃいますね…」
暁の黒目勝ちの大きな瞳がはっと見開かれた。
「…まさか…誰かをここに受け入れられたのでは…」
月城の指が、暁の柔らかく繊細な後孔をぐじるように中で折れ曲がる。
「…や…っ…!…あ…ん…っ…ち…がう…」
「…ではなぜ、こんなにも暁様の美しく淫らな孔は綻びておられるのですか…?」
「……」
暁がその美しい唇を噛みしめる。

月城が冷たい眼差しで暁を見遣り、花環の中の長い指を容赦なく擦りあげる。
「…はあ…っ…ん…」
「…パリで風間様とお会いになられたのですよね…?
…貴方と風間様はかつては恋人同士でいらした。…まさか風間様と…」
暁は美しい瞳を潤ませて首を振る。
「違う!…そんなこと…!」
「…ではなぜですか…?…なぜ、貴方のここは…こんなにも熱く、淫らに花開いておられるのですか…?」
月城の容赦ない責め句に、暁は涙を零しながら、口を開いた…。
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