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夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第3章 秘密の花園

「…あ…ああ…や…あ…」
月城の言いつけに従い、うつ伏せになり再び膝を立てる。
「…もっと脚を開いて…そう…いい子だ…暁…」
浅ましいこの格好を見られるのが恥ずかしくて堪らないのに、褒められて暁は天にも登る気持ちになる…。
「…さあ、どのように夜な夜な慰められたのか…なさってください…」
月城の手が暁の白く華奢な手を取り、ひくひくと蠢く双丘の狭間の花環へと導く。
「…は…あ…っ…ん…」
暁は覚悟を決めて、そろそろと己れの後孔に手を伸ばした。
…先ほど月城に弄られ既に熱を帯びていた暁の花環は、指先で触れるだけでもう、柔らかく蕩けだしているのが感じ取れた。
「…あ…あつ…い…」
暁は思わず切なげな掠れた声を上げる。
…パリにいる間、ベッドに入ると月城の面影が浮かび、月城の愛撫や、月城の牡が荒々しく暁に侵入してくる様などが、夜毎淫夢のように暁を悩ませた。
元々、暁は自慰には縁がなかった。
自慰をする間がないほど、月城に愛され…また、自慰では己れの身体は満足できないほどに、月城との性交は暁を充分すぎるほど満たしていたからだ。
…けれど、二カ月もの間の月城の不在は余りに寂しく、夜毎身体が熱く疼くことに耐えられず、暁は自慰を繰り返すようになっていたのだ。
…暁の白く細い指が鴇色に熟れた花環にゆっくりと差し入れられる。
自慰に入ってからの暁は大胆だった。
差し入れた指を物慣れた様子で、まるで月城の牡の動きのような抽送運動を始めた。
「…あ…ああ…つきしろ…」
暁の呼吸が荒くなる。
…自分の浅ましい自慰を、愛する男に見られているという背徳感、その怜悧な美しい視線にぞくぞくするような興奮を覚えずにはいられない。
暁の花環の中に差し入れられる指が二本に増やされ、動きは更に淫蕩さを増した。
「…んっ…はあ…い…い…っ…」
甲高い甘く淫らな声を上げだした暁の双丘を月城はしなやかな手で撫で回す。
その僅かな感触だけで、暁は身を震わすほどの快感を感じてしまう。
「ああっ…!」
月城は熟れた果実のような花環を健気に弄る暁の指に添えるように、己れの指を挿入する。
「…んっ…!…や…っ…」
その秘められた花のような後肛を押し開く。
「…ああ…なんと淫らな…紅く熟れて…いやらしく濡れていますよ…」
月城に間近に…つぶさに見つめられ…視線で犯されるような錯覚を覚え、暁は唇を戦慄かせる。
月城の言いつけに従い、うつ伏せになり再び膝を立てる。
「…もっと脚を開いて…そう…いい子だ…暁…」
浅ましいこの格好を見られるのが恥ずかしくて堪らないのに、褒められて暁は天にも登る気持ちになる…。
「…さあ、どのように夜な夜な慰められたのか…なさってください…」
月城の手が暁の白く華奢な手を取り、ひくひくと蠢く双丘の狭間の花環へと導く。
「…は…あ…っ…ん…」
暁は覚悟を決めて、そろそろと己れの後孔に手を伸ばした。
…先ほど月城に弄られ既に熱を帯びていた暁の花環は、指先で触れるだけでもう、柔らかく蕩けだしているのが感じ取れた。
「…あ…あつ…い…」
暁は思わず切なげな掠れた声を上げる。
…パリにいる間、ベッドに入ると月城の面影が浮かび、月城の愛撫や、月城の牡が荒々しく暁に侵入してくる様などが、夜毎淫夢のように暁を悩ませた。
元々、暁は自慰には縁がなかった。
自慰をする間がないほど、月城に愛され…また、自慰では己れの身体は満足できないほどに、月城との性交は暁を充分すぎるほど満たしていたからだ。
…けれど、二カ月もの間の月城の不在は余りに寂しく、夜毎身体が熱く疼くことに耐えられず、暁は自慰を繰り返すようになっていたのだ。
…暁の白く細い指が鴇色に熟れた花環にゆっくりと差し入れられる。
自慰に入ってからの暁は大胆だった。
差し入れた指を物慣れた様子で、まるで月城の牡の動きのような抽送運動を始めた。
「…あ…ああ…つきしろ…」
暁の呼吸が荒くなる。
…自分の浅ましい自慰を、愛する男に見られているという背徳感、その怜悧な美しい視線にぞくぞくするような興奮を覚えずにはいられない。
暁の花環の中に差し入れられる指が二本に増やされ、動きは更に淫蕩さを増した。
「…んっ…はあ…い…い…っ…」
甲高い甘く淫らな声を上げだした暁の双丘を月城はしなやかな手で撫で回す。
その僅かな感触だけで、暁は身を震わすほどの快感を感じてしまう。
「ああっ…!」
月城は熟れた果実のような花環を健気に弄る暁の指に添えるように、己れの指を挿入する。
「…んっ…!…や…っ…」
その秘められた花のような後肛を押し開く。
「…ああ…なんと淫らな…紅く熟れて…いやらしく濡れていますよ…」
月城に間近に…つぶさに見つめられ…視線で犯されるような錯覚を覚え、暁は唇を戦慄かせる。

