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第3章 秘密の花園

…暁の妖しい花肛の中は、紅く淫らに蕩けるように熟れきっていた。
その熱い肉襞は月城の指を嬉しげに捉え、きゅっと締め付ける。

三十代半ばを迎えた今、暁の身体は性的に円熟味を加えどこもかしこも柔らかく蕩けるように男を包み込むような淫蕩さを備えていた。
…透き通るように白く美しい背中…優美な腰のライン…肉付きの薄い儚げな双丘…そして、男を身も心も蕩けさせる淫らな淫肉…。

月城は堪らずにその青白い双丘に爪を立てた。
「…なんと淫らな…美しい身体だ…」
暁は唇を噛み締め、呻く。
…そして肘をついたまま、後ろの男を振り返る。
「…ねえ…も…して…」
暁の瞳は淫らな湿度と艶色を帯び、男を誘った。
「…馴らさなくて良いのですか…」
男の指が暁の柔らかく熟した花肛を広げる。
「…大丈夫…毎晩…していたから…」
…いつ月城に愛されてもいいように…
と、好色な眼で微笑った暁に月城は耐えきれず、手荒に腰を摑む。

手早くベルトを外し、スラックスの前を寛げる。
…月城の懐かしい牡は、雄々しく猛々しい名刀のように兆していた。
その愛しい牡を見つめ、暁は目元を朱に染める。
「…ああ…すごい…」

月城は無言で暁の腰を背後から抱え、充分に押し開いた花肛に己れの昂りきった牡を押し当て、一気に貫いた。
「…んんっ…‼︎は…あ…っ…‼︎…や…あ…ああっ…ん…‼︎」
暁の白くほっそりした背中が仰け反る。
「…あんなに淫らに蕩けているのに…相変わらず狭いですね…」
月城が美しい貌を僅かに歪め、低く呻く。

…暁はどれだけ抱いても、毎回処女のようなきつい締め付けを月城に与える。
「…貴方の身体は…全く…男を骨抜きにする…魔性の身体だ…」
一突きごとに呻くように囁く。
「…ああ…つよ…い…」
譫言のように喘ぐ暁は、早くも悦楽の入り口に身体を委ねつつあった。
…快楽に弱い…淫らな身体…。

「…もう感じておられるのですか…まだ挿れただけだと言うのに…」
荒々しく暁の肉筒を犯しながら、詰るように言う。
…暁は月城の冷たい言葉に弱い。
今もきゅっと花筒を縮め、月城の牡を堪らなく締め付けた。
「…だっ…て…つきしろの…が…ほしかったから…」
涙を浮かべて喘ぐ暁が愛おしい。
「…つきしろの…で…犯されたくて…ずっと…がまん…してた…んっ…！…ああっ…！」
…堪らずにきつく細腰を握りしめ、雄蕊を激しく往復運動させる。