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夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第3章 秘密の花園

月城の手が乗馬ズボンにかかり、下着毎一気に脱がされる。
暁は悲鳴を上げた。
「してない…!そんな…するわけないだろう…!」
「なぜですか?…大紋様は貴方に男を教え、女にした方だ。貴方のこの淫らな身体も…大紋様によって作り上げられていた…。
…もしかすると、ずっと恋しかったのではありませんか?…大紋様の身体が…忘れられなかったのではありませんか?」
「…ひどい…そんな風に…思っていたのか…僕のことを…」
暁の黒い瞳に哀しみの涙が浮かぶ。
月城は腹立たしげに、一糸纏わぬ暁を手荒に裏返す。
「…いや…!…こんなのは…いやだ…!」
暁は狂ったように首を振り、叫ぶ。
「…こんなのは…いつもの月城じゃない…!こんな…愛がないのは…い…や…!」
暁が叫べば叫ぶほどに、月城の頭の中は嫉妬や憎しみ、怒りや哀しみで沸騰しそうになる。
「黙って…」
月城は努めて冷静になろうと、暁の口を背後から塞いだ。
暁の悲鳴が胸に響き、耐えられなかったからだ。
「…やめ…て…」
無理やり腰を掲げさせ、白く肉付きの薄い双丘を押し開く。
「…大紋様の跡がないか、調べます」
「…や…あ…っ…!…やめ…て…」
月城の手のひらを通して、暁の啜り泣きが聞こえる。
震える白い華奢な身体…。
いつも慈しみ、大切にしてきた…。
…この身体を…大紋は奪ったかもしれない…。
月城は淡々と双丘の奥…慎ましやかに閉じられた薄紅色の花環を見つめ、指を差し入れる。
「…少し、腫れていますね…」
…恐らくは昨夜、自分が何度も暁を抱いたからだろう。
…だがそれだけでは分からない。
淫肉を刺激するように奥まで指を差し入れ、かき回す。
「…んんっ…!」
暁の啜り泣きが大きくなる。
「…も…やめて…おねが…い…」
「黙って。…中で出されてはいないようですね」
…自分でもなぜこんな非情な言葉が出たのか、明らかに常軌を逸している。
暁は息を呑み、首を振る。
「…どうし…て?そんな…こと…してないのに…」
涙を堪える暁の口を更に強く塞ぐ。
片手で己れのベルトを外し、前を寛げる。
その音と気配に暁は身体を震わせ、怯えたように月城を振り返る。
「…まさ…か…や、やめ…て…」
「貴方の中が誰の形になっているか、調べます」
感情が全く滲まない声が冷酷に告げる。
暁は必死で首を振り、抗う。
「嫌!…月城!…い…や…!こんなのは…いやだ…!」
暁は悲鳴を上げた。
「してない…!そんな…するわけないだろう…!」
「なぜですか?…大紋様は貴方に男を教え、女にした方だ。貴方のこの淫らな身体も…大紋様によって作り上げられていた…。
…もしかすると、ずっと恋しかったのではありませんか?…大紋様の身体が…忘れられなかったのではありませんか?」
「…ひどい…そんな風に…思っていたのか…僕のことを…」
暁の黒い瞳に哀しみの涙が浮かぶ。
月城は腹立たしげに、一糸纏わぬ暁を手荒に裏返す。
「…いや…!…こんなのは…いやだ…!」
暁は狂ったように首を振り、叫ぶ。
「…こんなのは…いつもの月城じゃない…!こんな…愛がないのは…い…や…!」
暁が叫べば叫ぶほどに、月城の頭の中は嫉妬や憎しみ、怒りや哀しみで沸騰しそうになる。
「黙って…」
月城は努めて冷静になろうと、暁の口を背後から塞いだ。
暁の悲鳴が胸に響き、耐えられなかったからだ。
「…やめ…て…」
無理やり腰を掲げさせ、白く肉付きの薄い双丘を押し開く。
「…大紋様の跡がないか、調べます」
「…や…あ…っ…!…やめ…て…」
月城の手のひらを通して、暁の啜り泣きが聞こえる。
震える白い華奢な身体…。
いつも慈しみ、大切にしてきた…。
…この身体を…大紋は奪ったかもしれない…。
月城は淡々と双丘の奥…慎ましやかに閉じられた薄紅色の花環を見つめ、指を差し入れる。
「…少し、腫れていますね…」
…恐らくは昨夜、自分が何度も暁を抱いたからだろう。
…だがそれだけでは分からない。
淫肉を刺激するように奥まで指を差し入れ、かき回す。
「…んんっ…!」
暁の啜り泣きが大きくなる。
「…も…やめて…おねが…い…」
「黙って。…中で出されてはいないようですね」
…自分でもなぜこんな非情な言葉が出たのか、明らかに常軌を逸している。
暁は息を呑み、首を振る。
「…どうし…て?そんな…こと…してないのに…」
涙を堪える暁の口を更に強く塞ぐ。
片手で己れのベルトを外し、前を寛げる。
その音と気配に暁は身体を震わせ、怯えたように月城を振り返る。
「…まさ…か…や、やめ…て…」
「貴方の中が誰の形になっているか、調べます」
感情が全く滲まない声が冷酷に告げる。
暁は必死で首を振り、抗う。
「嫌!…月城!…い…や…!こんなのは…いやだ…!」

