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夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第3章 秘密の花園
暴れる暁を押さえつけ、痛いほどに昂り怒張した己れの牡をまだ腫れの残る花環の中へ容赦なく突き入れる。
「んんっ…‼︎…いやあ…っ‼︎…ああ…っ…」
耳を塞いでしまいたいほどに悲痛な悲鳴が上がる。
「力を抜いて下さい」
硬い声で命じるが、暁の身体は強張ったままだ。
普段の月城なら、絶対にこれ以上は強いない。
嫌がる暁に性交を強要したことなど一度もないからだ。
だが、今日は違う。
華奢な腰を掴み、侵入を許さない可憐な花環を無理やり広げ、猛り狂う凶器のような牡を押し込めた。
「んんっ…!…っ…や…め…て…いや…だ…」
弱々しく抗う暁の口を塞ぐ。
月城の手のひらは暁の涙で溢れていた。
胸が張り裂けそうに痛む。
だが、止めることができない暗い獣性に突き動かされたかのように、月城は腰を遣い出した。
「…あ…ああ…や…あ…」
掠れた喘ぎ声が暁の口から漏れ始める。
しかし、それは快楽によるものではなかった。
ひたすらに痛みと恐怖による声であるのを、月城は痛いほどに感じながら、暁の狭い肉筒を犯し続ける。
「…ああ…どうやら、大紋様を受け入れてはいらっしゃらなかったようですね…。相変わらず、ここは狭い…」
血も涙もない言葉を敢えて使う。

暁の身体がびくりと震え、静かに嗚咽を漏らす。
「…どうして…?…どうして…こんなことを…君らしくもない…」
「…私らしいですよ。私は本来、こんな下衆な人間なのです。…大紋様とは違う…卑しい出自ですからね…」
低く笑い、ただひたすら傲慢に腰を遣う。
男に激しく揺すぶられ、愛情の欠片もなく犯される。
暁の身体は強張ったまま冷え切ってゆく。
肉体的な痛みより、月城が発する自虐に満ちた言葉の方が堪えた。
「…なぜそんなことを…こんなの…君じゃない…君は…こんなことをする人じゃな…い…」
「貴方は本当に私のことをお分かりなのですか?…私は貴方を全て束縛したいのです。貴方と話す人、貴方が笑いかける人は全て消し去りたいほど、執着しているのです。…貴方は私を裏切った。私に嘘を吐き、大紋様に逢いに行かれた。ましてやまだ大紋様を愛していると言われた。…許すことはできません。貴方をどんなに泣かせようと…!」
崩れ落ちる細腰を抱え上げ狭い肉筒を蹂躙し、最奥を犯す。
「…んんっ…!…くるし…い…やめ…て…おねが…い…」
暁の口からは苦痛を訴える言葉と呻き声しか上がらない。

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