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夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第3章 秘密の花園

月の光がまるで太陽のように差し込む寝室で、暁は焦ったいほどに甘く優しくくちづけされていた。
そのくちづけだけで身体がぐずぐずに蕩けそうなほどに酔わされ、暁は甘い声を上げる。
「…ああ…ん…っ…も…だめ…ね…え…」
その先の愛撫が欲しくて、月城の腕の中から柔らかくもがく。
「…まだです…まだ貴方にキスをさせてください…」
「…んんっ…あ…ああ…」
月城のくちづけは巧みだ。
暁の唇や舌を甘やかに奪いながら、まるで性交のように淫らな動きで暁の口内を蹂躙し、その巧みな舌遣いで、喉の奥まで犯し尽くす。
「…もっと舌を絡めて…そう…」
「…ん…あ…っ…は…ああ…」
どちらが自分のものか分からないくらいに唾液を絡め合い、舌を弄り合う。
感じやすい口蓋を刺激され、舌先を噛まれ、暁は長い睫毛を震わせる。
ゆっくりと舌を解き、唇を離しながら
「…また再び、貴方にキスができるとは思いませんでした…」
愛おしげにその唇を指先で触れる。
「…月城…」
「…本当に…私がまた、貴方を愛しても良いのですか…?…この身体に…触れても…」
月城のひんやりとした手が暁のうなじに触れ、肩甲骨へと移動する。
「…あっ…つきし…ろ…」
「…怖くないのですか…?」
…強姦まがいに身体を奪ったことは、暁以上に月城の心に深い影を落としていたのだ。
月城の哀しげな瞳を瞬きもせずに見つめ返す。
「…怖くないよ…。だって、僕は君を愛しているから…。君を愛しているから…また君と、ひとつになりたい…君に奪われたい…何もかも…。
…これが僕の本当の気持ちだ…」
月城の端正な貌が切なげに歪み、暁の貌を引き寄せ、再び唇を貪る。
「…暁様…!貴方はどこまで私にお優しいのですか…⁉︎」
暁は男のくちづけに酔わされながら、甘い吐息を漏らす。
そして、美しい目を細めて微笑う。
「…仕方ない…。僕は君には自分でも驚くほど甘いんだ。…君の何もかもが大好きだから…仕方な…」
暁の言葉は月城の情熱的なくちづけに飲み込まれ、二人はそのまま愛の褥へと縺れ合いながら、沈み込んでゆくのだった…。
そのくちづけだけで身体がぐずぐずに蕩けそうなほどに酔わされ、暁は甘い声を上げる。
「…ああ…ん…っ…も…だめ…ね…え…」
その先の愛撫が欲しくて、月城の腕の中から柔らかくもがく。
「…まだです…まだ貴方にキスをさせてください…」
「…んんっ…あ…ああ…」
月城のくちづけは巧みだ。
暁の唇や舌を甘やかに奪いながら、まるで性交のように淫らな動きで暁の口内を蹂躙し、その巧みな舌遣いで、喉の奥まで犯し尽くす。
「…もっと舌を絡めて…そう…」
「…ん…あ…っ…は…ああ…」
どちらが自分のものか分からないくらいに唾液を絡め合い、舌を弄り合う。
感じやすい口蓋を刺激され、舌先を噛まれ、暁は長い睫毛を震わせる。
ゆっくりと舌を解き、唇を離しながら
「…また再び、貴方にキスができるとは思いませんでした…」
愛おしげにその唇を指先で触れる。
「…月城…」
「…本当に…私がまた、貴方を愛しても良いのですか…?…この身体に…触れても…」
月城のひんやりとした手が暁のうなじに触れ、肩甲骨へと移動する。
「…あっ…つきし…ろ…」
「…怖くないのですか…?」
…強姦まがいに身体を奪ったことは、暁以上に月城の心に深い影を落としていたのだ。
月城の哀しげな瞳を瞬きもせずに見つめ返す。
「…怖くないよ…。だって、僕は君を愛しているから…。君を愛しているから…また君と、ひとつになりたい…君に奪われたい…何もかも…。
…これが僕の本当の気持ちだ…」
月城の端正な貌が切なげに歪み、暁の貌を引き寄せ、再び唇を貪る。
「…暁様…!貴方はどこまで私にお優しいのですか…⁉︎」
暁は男のくちづけに酔わされながら、甘い吐息を漏らす。
そして、美しい目を細めて微笑う。
「…仕方ない…。僕は君には自分でも驚くほど甘いんだ。…君の何もかもが大好きだから…仕方な…」
暁の言葉は月城の情熱的なくちづけに飲み込まれ、二人はそのまま愛の褥へと縺れ合いながら、沈み込んでゆくのだった…。

