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夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第3章 秘密の花園
「薫!大好きだ…愛してる!」
暁人は狂おしく愛を告白し、そのまま唇を奪う。
「…な…っ…ちょっ…あき…んんっ…!」
仰天した薫は必死に首を振る。
抗われて暁人は離すまいと更に力を込めて薫を抱きしめる。
薫は暁人の腕から逃れようと身を捩り、その拍子に床に倒れこんだ。
暖炉の前の狐の毛皮の上に仰向けに倒れ、暁人が覆い被さる。
「薫…!愛してる…薫が欲しい…」
熱に浮かされたような暁人の声…。
人が違ったように荒々しく薫を求めてくる。
薫の唇を貪るように奪い、舌を差し入れる。
「…んんっ…!…や…だ…!やめ…ろ…」
暁人の眼に怒りと嫉妬の炎が燃え盛る。
「なんで⁈泉はいいのに、僕はだめなの?僕は…ずっと薫が好きなのに…!」
「暁人!…離せ…よ…!」
「泉とセックスしたの⁈あいつに全部あげたの⁈この…綺麗な身体を…!」
両腕を上げさせ、抵抗を封じてから暁人は薫のほっそりとした両脚の間にしっかりと筋肉のついた長い脚を差し入れる。
「…綺麗だ…薫…ここも…ここも…全部…綺麗だ…」
譫言のようにうっとりと囁く。
暁人の手が薫の透き通るように白くきめ細かい肌を撫で回す。
両胸に浮かぶ小さな桜の花のような乳暈を口に含む。
「…やだ…っ…てば…!」
薫は羞恥に耐えながら首を振る。
暁人の手は下を辿り、まだ幼く薄紅色の花茎を握りしめる。
「…可愛い…薫…欲しい…薫が…」
箍が外れたように薫を求める暁人に生々しい恐怖を感じた。
「や…だ!やめろ…!」
暁人の手がそのまま白く小さな双丘の奥を弄る。
「…ここ…もう泉に許したの…?」
薫が怒りを爆発させる。
渾身の力を振り絞り暁人を突き放し、叫ぶ。
「やめろって言ってるだろ!お前はそんな卑怯なやつだったのか⁈…これ以上やってみろ!僕はお前を一生許さない!一生憎んでやる!口も聞いてやらないからな!」
はっと眼を見開き、暁人は愕然とし…ようやく我に返った。
「…薫…ご、ごめ…ん…」
「…お前を嫌いになりたくない!だからやめろ!」
凄まじい眼差しで睨み続ける薫を弱々しく見つめ、暁人は唇を震わせながら頷き、今度は赦しを乞うように薫を抱きしめた。
「…ごめん…薫…本当にごめん…泉が薫を全部奪ったかと思ったら…頭に血が昇ってしまって…ごめん…」
…もういつもの暁人だ…。
薫は溜息を吐くと、暁人の頭を小突いた。
「…もう二度とするなよ」
暁人は狂おしく愛を告白し、そのまま唇を奪う。
「…な…っ…ちょっ…あき…んんっ…!」
仰天した薫は必死に首を振る。
抗われて暁人は離すまいと更に力を込めて薫を抱きしめる。
薫は暁人の腕から逃れようと身を捩り、その拍子に床に倒れこんだ。
暖炉の前の狐の毛皮の上に仰向けに倒れ、暁人が覆い被さる。
「薫…!愛してる…薫が欲しい…」
熱に浮かされたような暁人の声…。
人が違ったように荒々しく薫を求めてくる。
薫の唇を貪るように奪い、舌を差し入れる。
「…んんっ…!…や…だ…!やめ…ろ…」
暁人の眼に怒りと嫉妬の炎が燃え盛る。
「なんで⁈泉はいいのに、僕はだめなの?僕は…ずっと薫が好きなのに…!」
「暁人!…離せ…よ…!」
「泉とセックスしたの⁈あいつに全部あげたの⁈この…綺麗な身体を…!」
両腕を上げさせ、抵抗を封じてから暁人は薫のほっそりとした両脚の間にしっかりと筋肉のついた長い脚を差し入れる。
「…綺麗だ…薫…ここも…ここも…全部…綺麗だ…」
譫言のようにうっとりと囁く。
暁人の手が薫の透き通るように白くきめ細かい肌を撫で回す。
両胸に浮かぶ小さな桜の花のような乳暈を口に含む。
「…やだ…っ…てば…!」
薫は羞恥に耐えながら首を振る。
暁人の手は下を辿り、まだ幼く薄紅色の花茎を握りしめる。
「…可愛い…薫…欲しい…薫が…」
箍が外れたように薫を求める暁人に生々しい恐怖を感じた。
「や…だ!やめろ…!」
暁人の手がそのまま白く小さな双丘の奥を弄る。
「…ここ…もう泉に許したの…?」
薫が怒りを爆発させる。
渾身の力を振り絞り暁人を突き放し、叫ぶ。
「やめろって言ってるだろ!お前はそんな卑怯なやつだったのか⁈…これ以上やってみろ!僕はお前を一生許さない!一生憎んでやる!口も聞いてやらないからな!」
はっと眼を見開き、暁人は愕然とし…ようやく我に返った。
「…薫…ご、ごめ…ん…」
「…お前を嫌いになりたくない!だからやめろ!」
凄まじい眼差しで睨み続ける薫を弱々しく見つめ、暁人は唇を震わせながら頷き、今度は赦しを乞うように薫を抱きしめた。
「…ごめん…薫…本当にごめん…泉が薫を全部奪ったかと思ったら…頭に血が昇ってしまって…ごめん…」
…もういつもの暁人だ…。
薫は溜息を吐くと、暁人の頭を小突いた。
「…もう二度とするなよ」