この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第4章 ハニームーン・ペーパームーン 〜蜜・月・旅・行〜
月城は優しく…そして強く暁を抱き締め返してくれた。
…そして…
「…身体が冷えていらっしゃる。…秋の夜風に当たりすぎましたね」
さらりと自分の羽織を肩から滑らせると暁の白地に秋の花が描かれた浴衣に着せ掛けた。
「…じゃあ、君が温めてくれ…」
しっとりと潤んだ闇夜より尚黒い美しい瞳が月城を見上げる。

月城は静かに微笑み、その象牙色の美しい手を優雅に差し伸べた。
「…お手をどうぞ…」
暁の白く華奢な指が月城のそれに絡む。
暁はひんやりと冷たい男の手をぎゅっと握りしめるのだった。

/954ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ