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夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第5章 緑に睡る
十市のずっしりとした逞しい牡を身体で感じている内に、紳一郎は己れのまだ未熟な性器が硬く勃ち上がりそうになるのに気づき、思わず十市の胸を突き放した。
「…坊ちゃん…?」
怪訝そうな貌をする十市から貌を背ける。
「…ごめん…なんでもないんだ…ちょっと…疲れただけ…」
浅ましい自分の身体が嫌で嫌でたまらない。
「…坊ちゃん…」
困ったように繰り返す十市に背を向け、小さな声で呟く。
「…大丈夫だから…。ごめんね…十市…。僕を…嫌いにならないで…」
「なるわけないです」
直ぐに返ってきた返事にほっとすると同時に、もう無邪気に十市に甘えることができない自分に、紳一郎は途方もない哀しみを覚えるのだった。
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