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夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第5章 緑に睡る
…次に紳一郎が目覚めた時、ベッドはもぬけのからであった。
小屋の中にも十市の姿はなかった。

紳一郎は混乱する頭の中で必死に十市の名を叫び、探し回った。
…翡翠池、鴨場、馬場、炭焼き小屋、森の中、そして屋敷の中、階下の使用人部屋…。
しかし彼はどこにもいなかった。
誰も彼の行方を知らなかった。

茫然とする紳一郎は一人、捨て子のように残された。
…十市は、紳一郎を抱いた翌日、まるで一切の痕跡も残さぬように忽然と姿を消したのだった。
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