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夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第9章 さよなら、初恋
泉は司を横抱きに抱き上げ、隣室の寝室へ入る。
蜂蜜色のシルクの天蓋に覆われたまるでお伽話の姫君のような寝台に司をやや荒々しく降ろす。
レースの天蓋を掻き分け、司にのしかかる。
「…まるで童話のお姫様に夜這いに来たみたいだ…」
司はくすりと笑う。
「…祖父母が張り切って用意したらしい…。僕の趣味じゃない」
光沢のある絹の寝具に広がる亜麻色の髪…ミルク色の小造りな綺麗な貌…。
…本当に、自分が深窓の姫君の操を奪いにきた色悪な盗賊のような気分になる。
堪らずに泉はその花のような唇を貪る。
「…あ…んんっ…」
さらりとしたシャツをはだけさせ、黒い細身のパンツを下着ごと脱がす。
透き通るような白い素肌が露わになる。
ほっそりとした形の良い長い脚…。
その下肢の間に荒々しく身体を進める。
「…脱がないの…泉…」
恥ずかしそうに身を捩る司の貌中に熱いキスの雨を降らせながら、薄紅色に染まった耳朶を噛む。
「…ごめん。…司が欲しくて、我慢できない…」
「…もう…」
眉を寄せながらも、司は艶めいた眼差しで泉を見上げる。
「…でも…泉の執事の制服好きだから、興奮する…」
泉が怒ったように唇を引き締める。
「俺を煽るなよ…!」
「…んんっ…あ…っ…!」
荒々しく脚を開かれ、秘部を露わに暴かれる。
泉の下肢が押し付けられ、スラックス越しの熱く硬い牡が司の同じく兆している若茎に擦り付けられた。
「…あ…っ…」
息を飲む可憐な司が愛おしい。
「…司も、もう硬くしている…」
ゆっくりと硬く滾る牡を押し付け、淫らな動きをしてみせる。
「…や…だ…っ…」
首筋まで朱に染め、いやいやをする。
「…こっちは…どう…?」
司の長く骨ばった指が司の肉付きの薄い双丘の奥を弄る。
「…や…あ…っ…だ…」
…言葉とは裏腹に、司の可憐な花環はひくひくと物欲しげに蠢いていた。
「…見せて…司…」
有無を言わさずにしなやかな動きで司の身体が反転させられ、泉の手により腰を高々と掲げさせられる。
獣が交わる時のような淫らな体位に司は身悶えて、唇を噛みしめる。
「…いや…はずかし…」
「綺麗だよ…司…。お前のあそこは…紅く熟れて…しっとり濡れている…」
言いながら、ゆっくりと泉の指が淫孔に差し入れられる。
「…んんっ…!は…ああっ…ん…っ…!」
司は身を硬くした。
…この瞬間だけは何度経験しても慣れることができない。
蜂蜜色のシルクの天蓋に覆われたまるでお伽話の姫君のような寝台に司をやや荒々しく降ろす。
レースの天蓋を掻き分け、司にのしかかる。
「…まるで童話のお姫様に夜這いに来たみたいだ…」
司はくすりと笑う。
「…祖父母が張り切って用意したらしい…。僕の趣味じゃない」
光沢のある絹の寝具に広がる亜麻色の髪…ミルク色の小造りな綺麗な貌…。
…本当に、自分が深窓の姫君の操を奪いにきた色悪な盗賊のような気分になる。
堪らずに泉はその花のような唇を貪る。
「…あ…んんっ…」
さらりとしたシャツをはだけさせ、黒い細身のパンツを下着ごと脱がす。
透き通るような白い素肌が露わになる。
ほっそりとした形の良い長い脚…。
その下肢の間に荒々しく身体を進める。
「…脱がないの…泉…」
恥ずかしそうに身を捩る司の貌中に熱いキスの雨を降らせながら、薄紅色に染まった耳朶を噛む。
「…ごめん。…司が欲しくて、我慢できない…」
「…もう…」
眉を寄せながらも、司は艶めいた眼差しで泉を見上げる。
「…でも…泉の執事の制服好きだから、興奮する…」
泉が怒ったように唇を引き締める。
「俺を煽るなよ…!」
「…んんっ…あ…っ…!」
荒々しく脚を開かれ、秘部を露わに暴かれる。
泉の下肢が押し付けられ、スラックス越しの熱く硬い牡が司の同じく兆している若茎に擦り付けられた。
「…あ…っ…」
息を飲む可憐な司が愛おしい。
「…司も、もう硬くしている…」
ゆっくりと硬く滾る牡を押し付け、淫らな動きをしてみせる。
「…や…だ…っ…」
首筋まで朱に染め、いやいやをする。
「…こっちは…どう…?」
司の長く骨ばった指が司の肉付きの薄い双丘の奥を弄る。
「…や…あ…っ…だ…」
…言葉とは裏腹に、司の可憐な花環はひくひくと物欲しげに蠢いていた。
「…見せて…司…」
有無を言わさずにしなやかな動きで司の身体が反転させられ、泉の手により腰を高々と掲げさせられる。
獣が交わる時のような淫らな体位に司は身悶えて、唇を噛みしめる。
「…いや…はずかし…」
「綺麗だよ…司…。お前のあそこは…紅く熟れて…しっとり濡れている…」
言いながら、ゆっくりと泉の指が淫孔に差し入れられる。
「…んんっ…!は…ああっ…ん…っ…!」
司は身を硬くした。
…この瞬間だけは何度経験しても慣れることができない。