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夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第9章 さよなら、初恋
違和感もだが、男の性を持ちながら同じ男に女のように扱われる微かな屈辱感と…それと裏腹にじわじわと湧き上がる倒錯めいた歪んだ快楽だ。
「…んんっ…!」
泉の指が根元まで司の肉筒の中に挿入されたのだ。
「痛い?司…」
気遣うような優しい言葉に、司は柔らかな羽枕に貌を
埋めて首を振る。
「…へい…き…」
狭い淫肉の中をゆっくりと泉の指が慣らすように動かされる。
「…ああっ…ん…」
思わず甘い声が上がってしまうのが恥ずかしい。
そんな司の髪を掻き上げ、泉は細いうなじ、肩、背中に優しくキスを落としながら、次第に大胆に指を肉壁に擦り付ける。
「…司の中…すごく熱くて狭い…狭くて…壊してしまいそうだ…」
やや上擦ったような声に背筋が甘く震える。
泉の巧みな指遣いに思わず声が上がる。
「…んっ…それ…いや…だ…」
「もっと…慣らさなきゃ…司が怪我をする…」
後孔を広げながら指を増やす男に、泉は振り返る。
「…も…大丈夫…」
「だめだよ…お前に痛い思いをさせたくない」
髪を撫でながら宥めるように言う泉の引き締まった頬に触れる。
「…痛くてもいい…。早く泉が欲しい…」
涙で潤んだ司の瞳を見た瞬間、その震える柔らかな唇を奪っていた。
「司…!」
「…泉になら、ひどくされてもいいから…はやく…」
唾液で濡れた薄紅色の唇が淫らに微笑む。
…不意に男の動きが荒々しくなる。
息を弾ませながら、スラックスの前立てを寛げる音がした。
膝立ちしたまま振り返る。
獰猛な野獣のような眼差しで司を見つめながら、泉は己れの猛り狂った牡を取り出す。
その余りの雄々しさと長大さに司は息を飲む。
司を見つめたまま、泉は牡を数回扱いた。
とろりとした先走りの牡液が流れ出す。
力強い手が司のか細い腰を掴む。
「…あ…っ…」
双丘を押し開かれ、解び始めたばかりの鴇色の花環に濡れた牡の切っ先が押し当てられた。
「…ああ…っ…!熱…っ…!」
身を震わせ、思わず逃げ出しそうになる司の腰をがっしりと抱える。
「力を抜いて…司…」
「…はあっ…ん」
「…挿れるよ…」
熱く硬い…まるで名刀のように逞しい牡が司の慎ましやかな花環に突き刺さる。
「…んんっ…!ま…っ…て…」
余りの大きさと硬さに、司は小さく悲鳴を上げた。
「待たない…お前が欲しくて止まらない」
司の可憐な淫孔がじわじわと広がってゆく様を泉はうっとりと見つめた。
「…んんっ…!」
泉の指が根元まで司の肉筒の中に挿入されたのだ。
「痛い?司…」
気遣うような優しい言葉に、司は柔らかな羽枕に貌を
埋めて首を振る。
「…へい…き…」
狭い淫肉の中をゆっくりと泉の指が慣らすように動かされる。
「…ああっ…ん…」
思わず甘い声が上がってしまうのが恥ずかしい。
そんな司の髪を掻き上げ、泉は細いうなじ、肩、背中に優しくキスを落としながら、次第に大胆に指を肉壁に擦り付ける。
「…司の中…すごく熱くて狭い…狭くて…壊してしまいそうだ…」
やや上擦ったような声に背筋が甘く震える。
泉の巧みな指遣いに思わず声が上がる。
「…んっ…それ…いや…だ…」
「もっと…慣らさなきゃ…司が怪我をする…」
後孔を広げながら指を増やす男に、泉は振り返る。
「…も…大丈夫…」
「だめだよ…お前に痛い思いをさせたくない」
髪を撫でながら宥めるように言う泉の引き締まった頬に触れる。
「…痛くてもいい…。早く泉が欲しい…」
涙で潤んだ司の瞳を見た瞬間、その震える柔らかな唇を奪っていた。
「司…!」
「…泉になら、ひどくされてもいいから…はやく…」
唾液で濡れた薄紅色の唇が淫らに微笑む。
…不意に男の動きが荒々しくなる。
息を弾ませながら、スラックスの前立てを寛げる音がした。
膝立ちしたまま振り返る。
獰猛な野獣のような眼差しで司を見つめながら、泉は己れの猛り狂った牡を取り出す。
その余りの雄々しさと長大さに司は息を飲む。
司を見つめたまま、泉は牡を数回扱いた。
とろりとした先走りの牡液が流れ出す。
力強い手が司のか細い腰を掴む。
「…あ…っ…」
双丘を押し開かれ、解び始めたばかりの鴇色の花環に濡れた牡の切っ先が押し当てられた。
「…ああ…っ…!熱…っ…!」
身を震わせ、思わず逃げ出しそうになる司の腰をがっしりと抱える。
「力を抜いて…司…」
「…はあっ…ん」
「…挿れるよ…」
熱く硬い…まるで名刀のように逞しい牡が司の慎ましやかな花環に突き刺さる。
「…んんっ…!ま…っ…て…」
余りの大きさと硬さに、司は小さく悲鳴を上げた。
「待たない…お前が欲しくて止まらない」
司の可憐な淫孔がじわじわと広がってゆく様を泉はうっとりと見つめた。