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夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第2章 初戀のひと
痛いほどに花茎を握り込まれ、扱かれる。
密着した男の牡の血管が浮き彫りになり、どくどくと脈打つ様子が生々しく伝わる。
月城の野卑なまでの欲望を肌で感じ、暁の可憐な花茎も更に昂ぶる。
月城の大きな美しい手の中で、二つの性器が熱く弾けそうに高揚する。
息を弾ませ手の動きを激しくしながら、月城が囁く。
「…貴方の蜜が溢れてきましたよ…」
「…やっ…いわない…で…」
暁は羞恥に身を縮め、絨毯に貌を伏せる。
男の身体の重み…ひんやりとした手の卑猥な動き…。
暁の腰が無意識に快楽を求め、勝手に淫蕩な動きをする。
月城が片手で暁の艶やかな髪を掻き上げ、白く華奢なうなじに歯を立てる。
「…やめ…て…跡になる…から…」
…月城はいつも際どい場所に歯型を付ける。
情事の翌日、暁はそれを隠すのにいつも苦労するのだ。
だから、必死で抗う。
月城が薄く笑う。
「…貴方が私のものだという証を付けているのです…。
誰も貴方に手を出せないように…」
月城の粘着質な執着を知り、暁は身体を震わせる。
この美しい男にそこまで、愛されて求められていることに陶酔する。
「…も…う…」
暁は諦めたように下肢の快楽に集中する。
月城の手の動きが更に速くなり、嫌らしい水音が部屋に響き渡る。
「…ああっ…も…だめ…い…く…いっちゃう…!」
月城の指に強く握りしめられ、昂められた快感が出口を求め、狂おしく暁を悶えさせる。
「…いいですよ…達きなさい…私も…一緒に…暁…!」
いきなり呼び捨てで耳元で熱く叫ばれ、その刹那、暁は電流に触れたように身体を小刻みに震わせ、達した。
暁の花茎の先端から熱く白い花蜜が迸る。
同時に、月城の牡からも多量の牡液が放出され、暁のそれと混ざり、俯いていた暁の美しい貌に飛び散った。
「…ああっ…熱…い…!…森…っ…!」
身体を細かく痙攣させ、達した悦楽に耐える暁の腰を掲げさせ、月城は低く呻きながら残りの牡液を青年の薄紅色にそまっている花蕾に掛ける。
快楽の沼に陥る前に、暁は無意識に花蕾を収縮させた。
「…あ…ああ…しん…」
月城は暁を抱き起こす。
美しい白い貌に滴り落ちる月城の牡液はまるで涙のようだった。
意識を手放しながらも、暁は必死に月城に伝える。
「…愛し…て…る…」
月城はその言葉ごと奪うように、暁の半開きの可憐な唇に唇を重ね、同じ愛の言葉を送り込むのだった。
密着した男の牡の血管が浮き彫りになり、どくどくと脈打つ様子が生々しく伝わる。
月城の野卑なまでの欲望を肌で感じ、暁の可憐な花茎も更に昂ぶる。
月城の大きな美しい手の中で、二つの性器が熱く弾けそうに高揚する。
息を弾ませ手の動きを激しくしながら、月城が囁く。
「…貴方の蜜が溢れてきましたよ…」
「…やっ…いわない…で…」
暁は羞恥に身を縮め、絨毯に貌を伏せる。
男の身体の重み…ひんやりとした手の卑猥な動き…。
暁の腰が無意識に快楽を求め、勝手に淫蕩な動きをする。
月城が片手で暁の艶やかな髪を掻き上げ、白く華奢なうなじに歯を立てる。
「…やめ…て…跡になる…から…」
…月城はいつも際どい場所に歯型を付ける。
情事の翌日、暁はそれを隠すのにいつも苦労するのだ。
だから、必死で抗う。
月城が薄く笑う。
「…貴方が私のものだという証を付けているのです…。
誰も貴方に手を出せないように…」
月城の粘着質な執着を知り、暁は身体を震わせる。
この美しい男にそこまで、愛されて求められていることに陶酔する。
「…も…う…」
暁は諦めたように下肢の快楽に集中する。
月城の手の動きが更に速くなり、嫌らしい水音が部屋に響き渡る。
「…ああっ…も…だめ…い…く…いっちゃう…!」
月城の指に強く握りしめられ、昂められた快感が出口を求め、狂おしく暁を悶えさせる。
「…いいですよ…達きなさい…私も…一緒に…暁…!」
いきなり呼び捨てで耳元で熱く叫ばれ、その刹那、暁は電流に触れたように身体を小刻みに震わせ、達した。
暁の花茎の先端から熱く白い花蜜が迸る。
同時に、月城の牡からも多量の牡液が放出され、暁のそれと混ざり、俯いていた暁の美しい貌に飛び散った。
「…ああっ…熱…い…!…森…っ…!」
身体を細かく痙攣させ、達した悦楽に耐える暁の腰を掲げさせ、月城は低く呻きながら残りの牡液を青年の薄紅色にそまっている花蕾に掛ける。
快楽の沼に陥る前に、暁は無意識に花蕾を収縮させた。
「…あ…ああ…しん…」
月城は暁を抱き起こす。
美しい白い貌に滴り落ちる月城の牡液はまるで涙のようだった。
意識を手放しながらも、暁は必死に月城に伝える。
「…愛し…て…る…」
月城はその言葉ごと奪うように、暁の半開きの可憐な唇に唇を重ね、同じ愛の言葉を送り込むのだった。