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寝取られ妻 3
第12章 シーン 12
 あたし達を乗せたタクシーはラブホテルのガレージの前に止まる。
「ここで良いのかい?」
「ええ、予約した部屋の番号と同じで予約済みの札がかかっているからここで良いはず。」
 タクシーの中からホテルに電話をして到着した事を告げるとガレージのシャッターが音を立てて開き始める。車から降りてうす暗いガレージの奥のドアを開けると部屋の照明が目に入る。ドアを開けると同時にガレージのシャッターが今度は閉まり始めた。浅田部長と連れだって中に入ると、洒落た調度が配置された応接が目に入った。
「素敵な部屋ね。」
 そう言いながらあたしは快楽の期待で身体が潤み始めているのを感じていた。室内は重厚な黒檀のテーブルが置かれた応接セットの向かいに大型のスクリーンが壁にはめ込まれ、プロジェクターで映画館の様な画面を見る事が出来る。左側にあるベッドスペースは大型の円形ベッドとサイドテーブルが置かれており、その横の壁は三方向が鏡張りになって周囲を鏡に取り囲まれるようになっていた。右奥には洗面スペースがありトイレとバスルームがある。
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