この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
寝取られ妻 3
第3章 シーン 3
 個室はお客様の居る場所を通らずに長い廊下を抜けた先にあった。入口から入る前に正直胸がどきどきして止まらなかった。本当に気付かれないだろうか?電車で大輔の傍に寄った時は、あたしと分かったなら、『ばれちゃったか!』ですんだのだけれど、今日は洒落にならない。大輔だって恥ずかしい思いをする事になる。もっとも、『ばれりゃ仕方ない、うちの嫁もなかなかいけてるだろ?』ってジョークで済ませると大輔は言っていたけれど。
「遅くなりました。バンケットムーランです。」
 美奈が慣れた風情で挨拶をする。
「やあ、待ってたよ。」
「丁度始めたとこなんだ。」
「失礼します。美奈と言います。よろしくお願いします。」
「詩織です。よろしくお願いします。」
 あたしと美奈は三つ指をついて挨拶をする。声色を変える事を忘れないようにして発音するのを今日はずっと練習して来たので、意識せずともスムーズに声が出る。山口さんも西塔さんも気付いた気配がない。動悸が治まった所で室内を見渡す。畳の和室に派手なワンピースは合わない気もするが男性達はそんな取り合わせなど一向に気にしていない。
/287ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ