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第4章 シーン　4

　多分今までの飲み会にはなかった二次会がスタートした。場所がラブホテルと言う事もあって、最初から雰囲気は淫らな空気が漂い、下着の上から胸がタッチされ、スカートの下に手が差し込まれた。だが、妻帯者の大輔が同席している事もあり、それ以上の事は西塔さんも山口さんも控えているのがありありと見て取れ、もし大輔がいなかったならもっと過激になったと思う。
　何曲か歌ううちにコスプレ衣装を替えて見ようということになり、あたしはセクシーキャット、美奈がセクシー女学生だに着替えた。西塔さんとデュエットで唄い終わった時、大輔が山口さんとコスプレ衣装の話をしていた。
「美奈ちゃん、河井さんがこのコスプレも良いのか聞いてくれって。」
　山口さんが指示したのはベビードールだった。大輔はあたしの裸を皆に晒すつもりだ。そうしてその後に予定していた事もやれと言う合図だと思った。
「良いけど、これ有料ですよ。」
「構わない、お金はこっちで出すからじゃあこれもお願いしちゃう。」
　次にあたしたちが着る事になったのはスケスケのベビードールで、ブラは付けられず胸が殆ど丸見え、ストッキングを脱いで穿いたお揃いのショーツもＧストリングスの殆ど紐だけで性器が透けて見える代物だった。