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溺れる金魚
第17章 無実の罪
首だけではなく、キャミソールの隙間から彼女のブラジャーに形良く収まる胸の周りにもそれが幾つも見て取れた。
「……くそっ!」
口汚く罵る。
「もっとよく見せろ、全部脱げ!」
その声にビクンと肩が跳ねる。
それでも反抗する彼女の目付きに、佐野は苛立ちを見せながらブラウスもキャミソールも強引に脱がせると背中に手を回してホックを外す。
手慣れた手付きでするりと取り床に落とす。
彼女が自分の胸の前で交差する腕を怒りに任せて押し広げた。
恥ずかし気に顔を背ける彼女。
僅かに赤黒くなり始めた、まだ、それ程古くないキスマークの数は両手の指を足してもまだ足りなかった。
「……くそっ!」
口汚く罵る。
「もっとよく見せろ、全部脱げ!」
その声にビクンと肩が跳ねる。
それでも反抗する彼女の目付きに、佐野は苛立ちを見せながらブラウスもキャミソールも強引に脱がせると背中に手を回してホックを外す。
手慣れた手付きでするりと取り床に落とす。
彼女が自分の胸の前で交差する腕を怒りに任せて押し広げた。
恥ずかし気に顔を背ける彼女。
僅かに赤黒くなり始めた、まだ、それ程古くないキスマークの数は両手の指を足してもまだ足りなかった。