この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
溺れる金魚
第17章  無実の罪
「佐野さん……?」

彼の腕の中で怯えるように彼の名を呟く。



それが佐野を更に腹立たせた。

顔も知らないが、そいつのことは何と呼ぶんだ?


どうせ下の名で呼ぶんだろう!


乱暴に扉を足で蹴り開けて中へと入る。

上半身を露にされたままベッドに乱暴に投げ出されたかと思うと逃げ出さないようにと佐野が紗良に馬乗りになる。



紗良は怖じ気付いたが声を何とか絞り出した。

「お願いです……止めてください……」



彼女の言葉は虚しく消えていき、両の手首を掴んでベッドに押し付けたまま佐野は唇が触れるほどに身を屈め彼女に囁いた。


「お前が今までどれ程の男に抱かれてきたのか、これから確認してやる。いいか?どんなに懇願しても止めてなどやらない。無駄なことだから静かに抱かれていろ」
/311ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ