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溺れる金魚
第17章  無実の罪
「そんな……。お願いですから、こんな馬鹿げた事もう止めて下さいっ」



両目から流れ落ちていく涙を佐野は「それも演技か?」と冷たい笑みを浮かべて拭った。


「お前が悪い。俺に対して貞操を守らなかったお前が……」

「違います!他の人になど……」


「うるさいっ黙れ!お前の話など聞けるかっ」



一瞬彼が彼女から降りたので許してくれたのかと安堵したのも束の間、若草色のフレアスカートをするりと脱がされた。



両膝の後ろを抱えながら足をカエルのように下品に広げて彼の頭がそこに埋もれていく。


その舌が太股の内側の柔らかいところを攻めるように這う。
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