この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
溺れる金魚
第24章  極甘な夜
どんなに遅く帰宅しても、今までの時間を取り返すかのように貪る彼に恥じらいながらも全てを受け入れ紗良もまた彼を求めていた。


女としての喜びを、大好きな彼が一つずつ教えてくれる。
彼が私の躰をいやらしく育てていく。

そう思うだけで、また奥が疼き始める。


僅かな期間で随分とはしたない躰へと変えられていた。


その変えている本人を窓の外に探す。


やがて人の出ていく波が消え、約束の時間から四十分が経とうとしていた。



小走りに建物へと近付いてくる一人の男性。

それが佐野だと分かり、紗良に安堵の笑みが漏れた。



窓際に座る紗良に気付き佐野も片手を上げる。

彼もカフェの中に入ってきたが、すぐに伝票を手にして紗良を促す。



「ごめん、すぐに終われなくて。これでも頑張ったんだけど」

「大丈夫です……知ってますから」


微笑みながら彼に答える。
/311ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ