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溺れる金魚
第24章 極甘な夜
スリップを脱ぐ際少しだけ戸惑いを見せていたが、佐野が「大丈夫だよ。綺麗だから、ちゃんと見せて」そう言って促すと、肩紐を抜いてするりとそれを落とした。
佐野の舐めるような視線に、揃いのブラジャーとパンティだけになった紗良の呼吸が熱を混じり始める。
潤んだ瞳は今にも彼を求めている。
それが佐野にも伝わってきた。
「……お願い。もう明かり消して……」
「まだ、だめ。全部脱いでないだろ?」
紗良の心中を分かっていながら意地悪く笑う。
「ほら、脱いで。見ててあげるから」
紗良の手が迷いながらも背中へと回っていく。
まるで暗示にでも掛かったかのように、恥じらいながらも愛する人の言葉に抵抗できない。
ホックを外し、片手で隠しながら反対の手が肩紐を抜いていく。
と、佐野の手がその隠していた手を掴み持ち上げた。
佐野の舐めるような視線に、揃いのブラジャーとパンティだけになった紗良の呼吸が熱を混じり始める。
潤んだ瞳は今にも彼を求めている。
それが佐野にも伝わってきた。
「……お願い。もう明かり消して……」
「まだ、だめ。全部脱いでないだろ?」
紗良の心中を分かっていながら意地悪く笑う。
「ほら、脱いで。見ててあげるから」
紗良の手が迷いながらも背中へと回っていく。
まるで暗示にでも掛かったかのように、恥じらいながらも愛する人の言葉に抵抗できない。
ホックを外し、片手で隠しながら反対の手が肩紐を抜いていく。
と、佐野の手がその隠していた手を掴み持ち上げた。