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溺れる金魚
第24章  極甘な夜
ぱちゃん……と水の音が聞こえ、紗良は僅かに瞼を開いた。


辺りは仄暗い。

そこがどこかも分からない。


「……あ、気が付いたかい?」

耳に掛かる佐野の声に、紗良は漸く意識が覚醒し始めた。



「崇志さん?……ここって」

声のする方に目を向けようとして、また水の音が揺れる。

……。



佐野が背に居る。

後ろから彼女を包むように抱いていた。


湯の張ったバスタブの中で。




室内は暗く、客室から漏れた明かりと窓の下から照らす夜景の明るさがうっすらと彼の顔を照らしていた。
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