この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
溺れる金魚
第25章 嫉妬と溺愛
「あの……大丈夫ですか?御気分が優れないようでしたら……」
「すみません、お気遣いありがとうございます。実は少し悪阻が酷く。でも、主人がもう来ますので……」
僅かに膨らんだ腹部を優しく擦りながら彼女が答えた。
「良かったら、椅子お持ちしましょうか?」
立食パーティーの立ちっぱなしで、更に酷くなってしまわぬようにと近くにあった椅子を運んできた。
一人だと座りにくいかも、と自分の分も運ぶ。
「私も丁度疲れたところですし、お付き合い頂けませんか?これなら少しは楽ですし」
自ら先に座って、彼女に甘えるように笑い掛ける。
それに小さく笑って彼女も漸く素直に腰掛けた。
「すみません、お気遣いありがとうございます。実は少し悪阻が酷く。でも、主人がもう来ますので……」
僅かに膨らんだ腹部を優しく擦りながら彼女が答えた。
「良かったら、椅子お持ちしましょうか?」
立食パーティーの立ちっぱなしで、更に酷くなってしまわぬようにと近くにあった椅子を運んできた。
一人だと座りにくいかも、と自分の分も運ぶ。
「私も丁度疲れたところですし、お付き合い頂けませんか?これなら少しは楽ですし」
自ら先に座って、彼女に甘えるように笑い掛ける。
それに小さく笑って彼女も漸く素直に腰掛けた。