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溺れる金魚
第11章 交わり

彼に抱かれたい。
滅茶苦茶に壊されるほどに。
羨ましい。
彼の腕に収まる、存在も知らないその女性が。
羨ましい!
羨ましい!
羨ましい!
遠くに聞こえるチャイムの連打。
そこで漸くうたた寝していたことに気付く。
……真夜中に、一体誰が?
恐る恐るインターフォンを覗くが誰も居ない。
不安は更に煽られた。
自分一人しかいない、こんな夜更けに一体誰が!?
途端にがちゃりとドアの開く音がして、彼が帰ってきたのだと理解した。
リビングのドアを開け廊下の先へと目線を移す。
ドアが閉まるなり崩れ落ちる彼。
……!
滅茶苦茶に壊されるほどに。
羨ましい。
彼の腕に収まる、存在も知らないその女性が。
羨ましい!
羨ましい!
羨ましい!
遠くに聞こえるチャイムの連打。
そこで漸くうたた寝していたことに気付く。
……真夜中に、一体誰が?
恐る恐るインターフォンを覗くが誰も居ない。
不安は更に煽られた。
自分一人しかいない、こんな夜更けに一体誰が!?
途端にがちゃりとドアの開く音がして、彼が帰ってきたのだと理解した。
リビングのドアを開け廊下の先へと目線を移す。
ドアが閉まるなり崩れ落ちる彼。
……!

