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第14章 　お仕置き……6　～旦那様～

この、破廉恥な姿を世界中で唯一自分一人しか知らない。


そう思うだけで、愛しい女の狂っていく様をもっと見たくて堪らない。


もっと……。

もっと……。


男の欲は更に強くなる。

まだ、試したいことも教えたいことも無数にある。


何ていったって、自分は彼女にベタ惚れなんだ。


だから、この世に存在する快楽の全てを彼女に味わって欲しい。


「次は……玩具も良いな」


虚ろな目でただ喘ぐ生き物。

それが、彼の発した言葉に反応を見せた。



「何だ、紗良も玩具が欲しいのかい？やっぱり、スケベだな。自分の妻がこんなにもスケベだと……夫である俺は、もっと君を躾なくてはいけないな」



佐野はそう言うと、中指を抜かれて悶える彼女の身を反転させた。