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Lovers Game 〜光と影〜
第6章 俺…ピエロ
『可哀想?どっちが・・。

いいか?❝死んだら❞な
その人間がどんなに惜しくても

その最期がどんなんであっても・・
その死が・・❝選択❞であっても・・・

死んで❝骨になったら❞
その人間は❝どこにもいない❞

お前に…何もしちゃくれないんだよ』



『・・いやだっ…』


廉は涙で顔をグチャグチャにして耳を塞いだ



『~・・・ほら』


とっさに火つけて燃やしたのは俺の名刺


廉のお守り…とやらを彼女に向けて放り投げて返した




俺おかしい?…イカれてる?…壊れてる?

結構だぜ

壊れた?


俺・・・とっくにぶっ壊れてた

別にそんな自覚なくはないぜ。




何を・・・ムキになってんだろう
俺だって…なにも、感情なくした機械やAIじゃない


むしろ、、、感情があるからこそ
それが…いつも邪魔するからこそ


・・・だからこそ
いつも・・・いつになっても・・・さ。





『・・・バカでもウソでも、、❝死に急ごう❞となんかすんな。

どーせ❝順番❞でいつか来ることに急かされる程人生なんか長くねえから。

若くして逝った親がお前の中にいるって言うなら尚更な。

どんな理由でも…そんな最期を自分で選ばれたら
遺された人間は…死ぬまでその心の傷を抱える』





『・・・』




『そんくらいは覚えとけよ、バカ女?』



俺はなんだか呆然としてる廉の腕を引いて
無理矢理起こすとさっさとオフィスに連れ戻した
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