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Lovers Game 〜光と影〜
第7章 俺に・・・堕ちろ
キキィ・・・プップー・・・♪


『おーい♪お前〜』



『・・・?!』



ゲッ・・・ってツラして俺を見て
来た道を戻ろうとする休日の廉を…



『なにしに来たのよ・・・』



『拉致りに来た♪乗れ?♪』




『乗るかバカ!!・・・~‥‥』



一応の抵抗は見せるが
珍しく少々控えめなトーンの廉を
とっとと助手席に放り込んで問答無用で連れ去る



『ぁの・・・さ・・・』


・・・ま、ちょっと大人しくなってる廉の
その理由はそれなりにお察してやつだ


『あんたの…とは…思いたくないんだけど・・・
あんたの・・・部下たちのおかげで・・・晴人・・』


『…~♪』


なんかブツブツほざいてるがシラネ♪

意外と物事引きずるヤツだなぁ?


『@#$&‥‥なんだけど…でも・・・暴力とか…絶対許さないから・・・今後は・・・』


まぁだなんか言ってやがる♪

意外と女々しいヤツだなコイツ?

あ、女だったか一応
忘れてたわ♪わりぃわりぃ


『…~だから、、それだけは…あんたに、、』



あー、だけどいい加減うるせぇ♪



『❝必要悪❞・・・』



俺はヤツのごちゃごちゃ言ってるであろうことを
一言にまとめて、一言だけ返す。



『ぇ…っ?』

ハッとしたような顔で廉はピタッと黙って
運転席の俺にやっと顔を向けてた…らしかった



『・・・お前もそう理解したんなら

それで事が落ち着いたんなら誰が損も得もない

過ぎたこと引きずる必要はねえよ』



『‥‥ぅ』



『ハルヒトも一生懸命オトナになり始めてんだ♪
お前もちったぁ❝丸くなれ❞ってこと♪?』


『・・・変なヤツ』


『あー?』




『あんたの事は・・・大キライ…

・・・だけど…ちょっとだけ‥‥アリガトウ』



堅物で素直じゃねぇ女だな?(笑)


と、まぁ
そんな要らぬ負い目を勝手に感じてる廉の
その心情を大いに利用して強引に連れ出したんだけどな
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