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Lovers Game 〜光と影〜
第9章 悪魔の心
着替えも下着もねぇし?ちょうどいいじゃん?


『着けてやろーか?(笑)』



すぐに脱がせるけどな




『・・・』


箱を見つめて廉はじっとしてる



『龍牙が選んだからサイズはピッタリだと思うぜ♪』



数字にモノ言わせたら完璧だからなぁ
あのムッツリスケベ♪


てか?…普通の下着ぃ?


俺は…うんとエロくて恥ずかしくてハレンチで
なるべくいかがわしいヤツを手配しろって言ったぞ?

あの経理バカのマニアックスケベが
無駄に空気読んで廉がビビらないの選びやがったな?

クソが・・。




『ぇ?…なに?・・・龍牙…?』



『ぁ、いや…それは、とりあえずスルーしろ』




『〜なんか知らないけど…
え〜可愛い・・・3つもある〜…
コレあたしが貰ってもいいの?』





『・・・は?』



ズルっ…

俺は軽くズッコケてビールの缶落とした





や……俺が普通を語るのもナンだがな



普通…さ


一緒に選んだでもなく他人から
男から下着なんざ渡されたら


ドン引きするかブチギレるかじゃねぇの?


龍牙のヤローが、比較的実用的なフツーに可愛いヤツってのをチョイスした一因もあるとしてもだ


俺は…そんな〃普通の反応〃を狙ってやったんだけど?




『ぉ、お前のサイズに合わせてんだからお前が使え』





『へぇ〜…?…なんかあんた、どうしたの?

ま、いいやラッキー♪助かった…ありがとう〜』




ドテっ・・


…って

なんで俺がコケるんだよ、、2度も、クソが・・



『ただの貧乏性かよ…クソ女(苦笑)』




『♪・・・ふふ』


廉は少し機嫌良さげに箱を抱えて風呂場に戻る



『…色気が・・なさすぎなんだよ、テメェは』





仮にも女盛りでもよさそうな女が

ユニ〇ロみてーな可愛げも面白味もねぇ
地味な下着ばっかり着けて

色気がないどころの騒ぎじゃねぇぜ、まったく



(※ユ〇クロに謝りなさい)




お、戻って来やがった

心なしか嬉しそうだな
サイズピッタリみたいだ


シャツの下に透けててクソエロいが…



しかし・・・コイツはコイツで

どっかズレてる女だよなぁ?



ハハハ…おもしれぇ
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