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Lovers Game 〜光と影〜
第9章 悪魔の心
おぉ〜…寒みぃ…色んな意味で

なんで俺がこんな廃墟みたいな倉庫街に来てるんだ?


ちらっとしか見てねぇけど…

部下に見せられたメールにあった住所は
この場所・・・のはず


ひと気なんざないに等しいんだが…

俺の野生の勘…・・人間の気配のする方の

重い鉄の扉を蹴っては確かめる



俺は勘は外さないからな、実際



ドカ…・・ガコっ・・



ほらな?…ビンゴ


さて…ご丁寧に姑息なマネして
こんな地味な場所にこの俺を呼び出すとか

大したことしてくれちゃう連中の
そのツラと目的を拝む事とする




『影山か?…オレが誰かわかるか?』



どこのチンピラ映画?…でも見れないような
田舎のヤンキーもビックリって風の
…鉄パイプやらバーベル肩に持った頭弱そうな男が

3・・・・〜5人か?

目視出来るその姿を数えてる中に…


お・・・・いたいた



倉庫の奥、柱の下に座らされてる廉の姿を確認


経緯も目的も知らんが、事が
釣りじゃないって事だけは…確定




『〜ん?・・・知らね』



ツラを拝んだ記憶のない男の顔を二度見して
俺はようやく答える





『…っ〜〜。…・・・ハハハ』


男が半笑いの中に青筋立てている


だって知らねぇもん、第一さ…


『俺の知り合いに
❝ちんちくりんのブサメン❞いねぇからさ』




『っ…おい?!にーちゃんよ!!
こっちは遊びじゃねんだよ…!!』



主犯ぽいゴツい男が
目を血走らせて廉の頬を乱暴に掴み上げる





『あ〜…おーい、おいおい(笑)そんな焦るなよ
俺ちゃんとお宅らの要求呑んで❝こうして来てる❞るじゃん?』



『お前一人か?・・・本当に』



『だからそう言ってるでしょ?
…俺に用があるんだろ?たっぷり聞くから
その女はまずこっちに寄越して?無関係だから』



『ハッ…そんな事がまかり通るか』



『〜じゃあ、あんたらの要求から聞くまでだけど?』
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