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Lovers Game 〜光と影〜
第11章 人間くさい生き方
『廉さんお待たせ~♪…』


龍牙が階下に戻って廉に朝食を用意する


『ぁの・・・龍牙…?』


『・・・顔色、、良さそうだね♪良かった
何も食べてないでしょ?おかゆ…食べれます?』


廉が咄嗟に尻の下に隠した検査薬に苦笑いしつつも
気付かないフリをして龍牙が包みをほどく



『それ・・・わざわざ?…あたしに‥?』


保温されている土鍋をみて廉が切なげな表情を浮かべた


『?~冷めちゃったかな~?…どうかな、、ブツブツ』



『龍牙・・・ごめん、、、いつも、、いつも

誰も…関わりたくて関わるわけじゃないよね

わかってるの・・・ごめん』




『クス・・・どうして?♪』


『ぇ・・・』



『どうして廉さんが謝るの?』



龍牙がお粥を器によそいながら諭すように言った



『❝世話焼き❞な蓮が・・・
頼んでもない世話を焼いただけの事でしょう?♪

はい、温かいうちにどうぞ♪
やけどしないようにね?ゆっくり食べて』



『ぇ・・・。・・・。・・・。

ぁ、、うん。・・いただきます』



『(笑)・・・ちなみに、僕も
なにも蓮に頼まれてなんかいないからね』



『ぇ…』



『蓮と・・・廉さんが、関わりがあってもなくても

仲が良くても・・・悪かったとしても・・・関係ないよ

廉さんは・・・廉さんです』



『龍牙…』



『僕は、廉さんを…人として、とても尊敬してるし
僕なりに…応援したい気持ちもあります

そういう…感情は、誰にだってある
あんな蓮にだって…あるだろうから(笑)

あって…ありすぎて、あの様子なんだろうから…

・・・。

そういう情を持つのは…人間として
至って普通のこと・・

だから、何も謝る事なんかないですよ』
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